草木染め
こんにちは。
北中植物商店 小野木彩香です。
梅雨が明け暑い日が続いていますが皆さまお元気にお過ごしでしょうか。
先日お友達の羊毛作家たんぽぽ手芸さんのアトリエで
ずっと挑戦してみたかった草木染めを教えていただきました。
よもぎ染め
たんぽぽさんは作品に使う羊毛を、今回私は綿を染めました。
植物で染める前に豆乳に浸し、植物の液が染まりやすいように家で下処理をしてから行きました。
植物素材か動物素材かで下処理の仕方が違うそうです。
よもぎをじっくり煮出して液を出します。
煮出したらよもぎを取り出し、綿を入れてじっくりコトコト火にかけ漬け込みます。
じっくりじっくり待ちます。
ミョウバン
媒染剤にはミョウバンを使用しました。
媒染剤を変えるだけで出来上がりの色が変わります。
よもぎは媒染剤に銅を使用すると薄いグレイに。鉄は濃いグレイ。灰は薄い緑に。
そしてアルミ(ミョウバン)は黄に仕上がります。
生け込みの時や出先で花をいける時にハサミと一緒に添えています。
ハサミを包んだり、こぼれた水をふき取ったりと。
とても重宝しています。
青に染めたのは藍で染めました。
お店の中で夏の間は暖簾にしています。
調べてみると身近な植物でキレイな色に染めることができます。奥はまだまだ深いですね。
じっくりゆっくり、手間と時間をかけて作る草木染めに、今まで以上に植物の力を感じました。
まだ青い洋種山牛蒡。秋に真っ赤に熟した実で染めてみようと計画中です。
お店:北中植物商店
住所:三鷹市大沢6-2-19
電話:0422-57-8728
営業時間:金土日11:00~17:00 【HP要確認】
アクセス:多磨駅徒歩15分
*三鷹駅、武蔵小金井駅、調布駅からのバス利用が便利です。各バス停から徒歩2.3分
Instagram @kitanaka_plants
「小さな花束の本new edition」小野木彩香著(誠文堂新光社)発売中
書いた人
小野木 彩香
東京都内を中心にレストラン装飾、ウェディングなどをおもとした活動をしているフリースタイルのフローリスト。店主の出身地である会津を基点に、東北の産地に赴き生産者との交流を図ったり、産地にて講演会やデモンストレーションも開催。東京の三鷹では、小さな平屋の庭と花の植物店「北中植物商店」を構えている。著書に『小さな花束の本』(誠文堂新光社刊)など。
http://www.kitanakaplants.jp
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この記事のライター
東京都内を中心にレストラン装飾、ウェディングなどをおもとした活動をしているフリースタイルのフローリスト。店主の出身地である会津を基点に、東北の産地に赴き生産者との交流を図ったり、産地にて講演会やデモンストレーションも開催。東京の三鷹では、小さな平屋の庭と花の植物店「北中植物商店」を構えている。著書に『小さな花束の本』(誠文堂新光社刊)など。