jardin nostalgique jardin nostalgique 2019/08/13

夏のレッスンいろいろ ~スターチスにお世話になりました~

こんにちは!jardin nostalgiqueの青江です。

8月になり急に気温が上がりましたね。
湿度も高く、まさに「日本の夏」。
「暑いですねー」が挨拶の1つになったように、
誰に会ってもつい、「暑いですねー」と言ってしまいます。

例に違わず、このコラムでもまず、
「暑いですねー」という話題になってしまいましたね(笑)


そんな暑さの中ですが、jardin nostalgiqueでは、
元気にレッスンを開催しております。
暑さに負けずにがんばってお越しくださる皆様には
感謝の気持ちでいっぱいです。
少しでも良いお花をそろえよう!と意気込んで開催しております。

7月中旬からは、アンティークアジサイを使ったリースを。

昨年のクリスマスリースでも活躍したカットクロスを使って、
シャビーシックな印象にまとめてみました。

その後は毎年恒例のヒマワリのブーケ。
今年はセピアに染まるようなレトロな印象でご提案しました。

ブラウン系のヒマワリをメインに、
カスミソウやスターチスなど、ちょっとレトロ感のある花を使ってみました。
ヒマワリのいろいろな見え方を楽しむように、
自由な形にまとめていただきました。

そして、昨日まで開催していたのが、
カラーを使ったブーケ・ファムファタール。
運命の女性という意味のフランス語「ファムファタール」は、
時に運命を狂わせるほどの魅力を放つ女性として、
美術・芸術のテーマによく登場します。

今回は、自分の好きなフランス画家、
ギュスターブモローの絵画のことをイメージしながら
その色彩を拾いながら花あわせしてみました。



絵画のような色の表現においては、
1つの花の中にいろいろな色をもつ花を多く選んでいることに気づきました。
複色だったり、グラデーションだったり、
縁取りだったり、かすれだったり。。
すでにその1輪で、絵画の中の複雑な色の混ざり具合を表現してくれるような花。
そのコラボレーションで、より絵画的な表現ができるような気がします。

カラーのしなやかさを活かすようなブーケの形にしてみました。


以上の3つの作品で、うっかりどれにも使った花が
スターチス・ソロモン。
初めて見つけたのはアンティークアジサイのリースの花材を探していた時で、
くすんだベージュで美しい色彩のスターチスに、これは絶対使いたい!と
両手いっぱいに仕入れさせていただきました。

リースにおいては、その色彩や、
ドライになってくれるという個性を活かして。
セピアに染まるヒマワリのブーケでは、
色彩はもちろん、そのレトロ感を表現に活かせそうかなと思って。
カラーのブーケ・ファムファタールでは、
ギュスターブモローの絵画から受ける
ざらっとした印象の表現にスターチスが活かせそうだと思って。
(写真であまり見えなくてすいません!)

いろいろ使ってみたい理由ができる魅力的な花でした。

実は先日、スターチスの品種開発をしている種苗会社
TSメリクロンさんからたくさんの品種サンプルをお送りいただきました。
以前では想像できないくらい魅力的な色の品種ができていて、
そのどれもいつか使ってみたいな、と思うものでした。

正直、数年前まではあまり使ってみようと思わなかった花だったのですが、
今こうして気持ちが変わったのは、
自分の表現の変化もあるかもしれないですが、
美しい色の品種ができたことがなによりであって、
品種改良の努力あってのことだなーと思って、
育種にかかわっている皆様に感謝したい気持ちです。

皆様もぜひ、かわいい色のスターチスを見つけたら
レトロだったり、シャビーだったり、素朴な感じだったり
そこからうける印象を広げて花合わせをしてみてください!
かわいい作品ができると思います!


8月20日~10月1日まで夏期休暇をいただくjardin nostalgique。
最後までレッスンを開催しますが、残るテーマもあと1つ。
明日は仕入れ、がんばります!!


 
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この記事のライター

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ジャルダン ノスタルジック、2012年にオープンした東京・神楽坂にあるフローリストの青江、フローリスト/パティシエの加藤が経営する花店。おもちゃ箱をひっくりかえしたような、懐かしくてわくわくするお店づくりをコンセプトにした店内には、青江・加藤が選んだ季節の花とともに、焼き菓子、ハーブティーや花器、フランスのブロカントなどの雑貨が所狭しと並んでいる。土日の15時からは店内の一角でカフェも営業中。

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