jardin nostalgique jardin nostalgique 2019/09/26

パース滞在記

こんにちは!jardin nostalgiqueの青江です。
9月も気づけばもう終盤。10月になれば今年も残り3か月。
早いものですねー。
jardin nostalgiqueはまだ夏期休暇中なので
実はまだ今年はコスモスすら手に取って束ねていないのですが、
先日レッスンのテーマを考えている際には、
頭の中でたくさんの秋の花や紅葉を束ねてみて、
早く実際束ねてみたいなーと、オープンに向けてわくわくした気持ちになってきました。
 
今日のコラムは9月上旬に行った、オーストラリア・パースでの滞在記をと思っています。
まず、最初にとっても言いたいのは、
「花好きな皆様に、ぜひ行ってほしい!」ということです。
帰りの飛行機の中で、しっかりコラムを書きたいなーと思ったのでした。
よって、かなり長文コラムになりますので、
お暇なときにどうぞー!
いくつか、写真の向きが変えられず、、、向きを変えてご覧ください。
 
自分達の目標は2年に1回、海外への研修旅行をすることも1つで、
その行先はだいたいヨーロッパです。
ただ、数年前からオーストラリアも候補に挙がっており、
というのもタカさんが動物好きで、
オーストラリアにしかいない動物に会いたいという話を昔からしていたのです。
 
とはいえ自分としては動物では研修にならぬ!とばかりにこっそり却下していたのですが、
ここ数年ネイティブフラワーの扱いが増えたり、ワイルドなテイストのブーケも人気になってきたときに、
「あれ、それってオーストラリアで見れるかも!」
「花を見るならパース!?タカさんが見たい動物、クォッカがいるのもパース!」
「9月からANAでパースの直行便が出るって!?」
という具合に話が進んで、ちょっと急ではあったのですが、
ANAのパース便が就航して間がない9月6日~行くことにしたのでした。
  
飛行機で9時間ほど、21時頃にパースへ到着しましたが、
時差もないため快調!
空港でまず、その辺にたくさん植えられているユーカリにびっくり。
翌朝1日目はパースの市内を巡った後に
一番の目的地キングスパークへ。
キングスパークはパースの中心地からバスで10分くらいのところにある、
広大な敷地にたくさんのネイティブフラワーが植栽されている公園です。

公園の中を散策していると、
「あ!見たことがないグレビレア!!」
「おー!ユーカリに花が咲いてる!!きれー」
「えーー!!ワックスフラワーがこんもり木になってるー!!」
と、何度も自分の苗字を連呼するように感嘆しながら、
眺めたり写真を撮ったり香ったり戯れたりしていると、
5メートル進むのに10分くらいかかったり。

出会ったお花は数知れず。。。



主要な部分を探索したらあっという間に5時間くらい散策していて、
写真も初日で500枚以上撮影してしまいました。
容量の多いメモリーカードでよかった。

 
翌日は電車で30分ほどの港町フリーマントルへ。
すっかり英語のできなくなった自分は
駅にある自動販売の切符の購入もままならず、
切符を切る駅員さんに中学生レベルの英語で伝えたら、
笑顔でサポートしてくれました。
なんとか切符を買って、電車へ。

電車から見える景色もやはり新鮮で
この時改めて、ミモザやワックスフラワーがそこら中に咲いていることを再認識して感動したのでした。

フリーマントルの町並みは都会的なパースの街と違ってどこかヨーロッパっぽい雰囲気。
それだけでテンションが上がります。
まず、駅から徒歩10分程度で到着する週末マーケットを散策していると、
日用品や野菜、果物のほかに地元の方の手作り小物、絵画などがたくさん。
陳列や商品制作のアイデアがいっぱい見つかりました!
その後、オーストラリアの国の成り立ちを知るべくフリーマントル刑務所を見学したり、
きれいな海岸沿いを散歩したり。

 
3日目は「ワイルドフラワー・ハンティング」という1日ツアーに申し込みしてみました。
海外で運転したくない自分達が、効率よくいろいろ見知りするためには、
1日ツアーはとてもありがたいです。
今回、実はこのツアーでもまたキングスパークへ行くことが決まっていたのですが、
ツアーで説明を受けながら巡るキングスパークは、期待通りにまた違った楽しさがあり、
感嘆詞も「へー」とか「ほー」とか、は行になるのでした。

午後には「ワイヤレスヒル」と呼ばれる別の公園へ。
ここではまさに、フラワー・ハンティング!とばかりに、隠れたワイルドフラワーを探して歩きました。

上の写真で赤く見えるのはカンガルーポー。
グリーンと赤のこの品種が西オーストラリア州の州花だそうです。
花の茎に小鳥が乗ることで受粉するのも初耳。

更に初めて知ったのは、オーストラリアには蘭もたくさん自生しているということ。

(すいません。首を傾けてみてください!)
たくさんのこっそり咲いている珍しいランを発見しましたよ!
他にも小さなかわいい花がたくさん見つかりましたよ!




4日目はタカさんにとっては一番の山場!クォッカに会いにロットネスト島!
こちらも1日ツアーを申し込んで参加しました。
パースから船で1時間半。
長く感じますが、途中まではパースやフリーマントルの景色を楽しむことができ、
その後もクジラがでるかも、イルカが出るかもと期待をあおられ、
海を眺めていたらあっという間。
ちなみに、運よくクジラのカップル(親子?)とイルカを見ることができました。
イルカを見たのは実は自分だけで、一人で大騒ぎしていたのですが、
みんなが見た時にはもう現れず。おおかみ少年な気分。。。

クォッカちゃんたち本当にいるかなー、会えなかったら寂しいなー。
という不安が一発でなくなるくらい、島に到着したらすぐにたくさんのクォッカと遭遇しました。
行ったら必ず会えますよー!!
散策中はかわいいクォッカに出会う度に立ち止まり、
ここでも50m15分くらいの牛歩的散策に。

癒しー。

その他、島でびっくりしたのは、自然保護地区だけあって、植生もオリジナルだったこと。
海の間際にはエバーラスティング・デイジー。


ブロッコリーツリーと言われる樹。

今までは出会わなかった花や樹木に出会いました。
あとは、海の美しさにも感動。
この透明感、お花で表現するなら何!!?なんて考えたりして。
 

5日目は午前中に造幣局で金ののべぼう作りを見学して
金の魔力にくらっとしたのち、

お昼からやはり1日ツアーでピナクルズへ。
パースから3時間弱走る道中、徐々に車窓からは内陸独特の砂漠の風景が。

背が低くてどこかごつごつした印象の樹木が茂っていました。

風景の色の中でオーストラリアの印象が深く、
いつかピックアップしたいなーと思ったのは、
乾いてマットなグリーンや深いグリーンと、レンガ色の大地の色と、
黄色というよりヤマブキ色に近いたくましい黄色のコラボレーションの
まさにこの風景でした。

ピナクルズは昔ユーカリの森だった場所で、
ブッシュファイヤーで燃えた大地へ吹く風が土を飛ばし、
根に抱かれた土の部分だけが残って、今の神秘的な風景ができた場所(所説有)。
よく見るとそれぞれの土の隆起に根の痕跡もあって、
その由来を感じることができました。

一番驚いたことは、この風景も日々変化していて、
隆起が風で削られたり、樹木が茂ることで、あと40年くらいしたらなくなるかも!という話でした。
そこで、保護したりせず、自然のまま放置することを選ぶというのが、
とても素敵な考え方だなーと思いました。

この日は星空まで見るツアーだったので、ピナクルズの丘からの
サンセット
マジックアワー
場所を変えての星空

(写真撮影失敗。)

と、
広大な景色の美しさを堪能したのでした。
 
6日目、この日はもう帰国なのですが、
ANA便の良いところは帰国のフライトが21時45分と遅いため、
一日がっつり観光しても間に合います。
そこで最後に行ったのが、カバシャムワイルドパーク。
オーストラリア固有の動物と戯れることができる動物園です。
放し飼いのカンガルー
きれいな南国の鳥、

ならではのコアラ、
たっぷり楽しんだらここでも5時間くらい滞在しており、
気づいたらもう空港に向かうべき時刻になったのでした。
 

以上、ざっくり6日間の記録です。
あ、そうそう、お料理もとても繊細でおいしくて、
消費よりも摂取エネルギーの方がどうやら大きかったこともここに記しておかなくては。
結構うごいたのになー。
 

すっかりパースのとりこになって、パース広報課のようなコラムになっていますが、
自分にとって初の南半球の風景・体験が本当に刺激的で、
ぜひ多くの方にーって思ったので、こうして長々書かせていただきました。
 
最後になりましたが、どんな観光地よりも何よりも
パースが大好きになった理由に、
街で出会うみんながとてもやさしかった!という点があります。
この旅では、英語の不自由からいろいろな人に助けられました。
お店で店員さんを困らせたことは数知れず。
でも、みんなずっと笑顔で対応してくれたのでした。
 
初めてのお店に行くドキドキって日本の生活だと忘れがちだったのですが、
旅の中では常にこのドキドキを感じているわけで、
そのドキドキがずっとドキドキより、
ホッとリラックスして帰れたらなんかうれしいなって。
 
その点で、パースではどんなお店でも、観光施設でも、
ドキドキがホッになって帰った思い出しかないのです。
 
お客様として、その経験がこんなにうれしいことを改めて思い出して、
自分のお店においても、そういう空気づくりをもっと、
お越し下さるみんなに向けて、
していかなくちゃと思った次第です。


長くなったパース滞在記、お付き合いいただきありがとうございました!
お花を見る場合はやはり9月~10月くらいがおすすめみたいです!
 
来年の9月の予定、ぜひ立ててみてはいかがでしょうか!?
 
 
☆以下、ほんとに行きたいなって方へ。参考になれば。。。
※文中の1日ツアーはすべてVELTRAさんで申し込みました。親切でおすすめですよー。
※オーストラリアって観光での入国もビザがいるのを知らず、出発直前に申請するという事態になりましたが、JALとかいろいろ代理でやってくれるサービスもあるので(しかもなぜかその方が安い場合も)、丸投げできます。お早めにー!
※お薬は念のため箱ごと持っていく方が良いとのこと。常備薬の処方箋は薬局で英語のものをもらっておけば安心です。その辺は旅サイトを参考にしてくださいね!
※観光地やお店が閉まるのが早く17時~18時くらいには毎日活動を終えて夕食&のんびりできるので、ホテルにバーとかラウンジとかあるところだと夕食後お手軽に素敵な夜時間を過ごせますよー。
※クォッカちゃんの笑顔はカメラを地面すれすれにして、見上げる角度で撮影するのがポイントでした。
※カバシャムワイルドパークへ行くには車がないとツアーか公共の交通機関になりますが、動物好きはきままに行くにはタクシーもありかなと思います。電車だと長時間になるようで大変ですし。片道40分くらいで、60ドルくらいです。帰りもスタッフさんがタクシーを呼んでくれますよ!
※自分たちが行ったときは日中気温25度前後、夜は10度強。基本半袖でパーカーやストールを持ち歩いていました。冬が明けたばかりというイメージよりかな暑かった!
※乾燥してるからのどがかわくけど、飲みすぎるとトイレが近くなるのが嫌なので、のど飴があるといいです!

☆(最後に宣伝)10月11月のレッスンのテーマはjardin nostalgiqueのHPからどうぞ!
まだ空席もちらほらありますので、興味のある方はぜひ!
 
 
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この記事のライター

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ジャルダン ノスタルジック、2012年にオープンした東京・神楽坂にあるフローリストの青江、フローリスト/パティシエの加藤が経営する花店。おもちゃ箱をひっくりかえしたような、懐かしくてわくわくするお店づくりをコンセプトにした店内には、青江・加藤が選んだ季節の花とともに、焼き菓子、ハーブティーや花器、フランスのブロカントなどの雑貨が所狭しと並んでいる。土日の15時からは店内の一角でカフェも営業中。

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