jardin nostalgique jardin nostalgique 2020/04/07

桜のブーケ フランス留学を思い出しつつ

こんにちは!jardin nostalgiqiueの青江です。

コロナウィルスの拡大防止のため、
jardin nostalgique店舗については、4月1日よりcloseさせていただき、
1週間、アトリエ的に運営しておりました。

暗い話題ばかりになりがちな今、
心の栄養のために花をちょっと一輪飾るために来てくれるお客様、
気分転換にちょっとお話をしに来てくれるお客様、
そんな皆様に今こそ、
心ときめくお花と楽しい気持ちを持ち帰ってもらいたい!
期待に応えたい!

jardin nostalgiqueの気持ちはそれだったのですが、
お客様、スタッフはもちろん、
誰かの大切な誰かが
コロナにかからずに健康でいられるために
少しでもコロナの拡大のきっかけになるかもしれない、
「店で集まる」ということを一旦ストップする必要を感じて、
ひとまずcloseすることに決定しました。

いつも来てくれているスタッフ、お客様がいない営業。
直接会えないことはやっぱり寂しいです。
お花が欲しい皆さんに、お花をお店でご覧いただけないことも、
とても悔しいです。

でも、メールやインスタグラムなどでみんなの様子を知ることもできるし、
こちらからも「あの人も、あの人も・・・見てくれてるかなー」
なんて、みんなの顔を思い浮かべながら花の情報を発信することで、
会えないからと言って無にならない人のつながりを感じるし、
花のエネルギーも届けられる気がして、
しばらくは今の運営スタイルでjardin nostalgiqueらしさを振りまいて(笑)、
いければ良いかなと思っています。

こうして、気にかけてくれる皆様には、心から感謝です。
※良かったら、jardin nostalgiqueのインスタグラムで実施している
 毎日の花、ご覧下さいませー!

でも実際、お花の流通に関しても力にもなりたい点で、
週末にお花を送る企画など、状況をみながら開催していく予定ですので、
ホームページの情報も気にかけてもらえたら幸いです。


さて、ようやくタイトルの話題!
先日まで開催していたレッスン、「パリの街角の桜のブーケロン」についてです。
 
毎年、桜の時期には桜をテーマにしたブーケを提案しておりますが、
今までいろいろなテーマを考えて、今年はどうしましょうと困っていたのですが、
思い出したのが、パリで花の研修をしていた時に見て素敵だなーと思った
枝を交えたブーケロンでした。
丸いブーケの中に枝が違和感なく調和している雰囲気が、
シャンペトルブーケのナチュラルな表現とも違う、どこか洗練されたものに見えました。
 

それを思い出して、やってみよう!と思ったブーケ。
タイトルの通り、パリの街角に似合うようなブーケにしたいなーと思い、
パリの石畳や歴史ある街並みに調和するようなアンティークな色彩を中心に色を集めました。


形はやはり丸く!ブーケロン!
丸くまとめる為に、クッションにするグリーンもふんだんに。
自分の印象として、自分が研修させてもらったお店では、
トータルの花材の3割~4割くらいがグリーンだったように思います。
ただ、グリーンにもしっかり色の要素を与えて、
今回は深いグリーン、アンティークなグリーンとして、馬酔木や岩南天、ユーカリをメインにしました。
 
花選びにおいては、パリ研修時代を思い出して、
1種類のお花の本数を多めに。
フランスでは主に10本の束で花を販売していて、
ブーケを選ぶ時も束の単位での花合わせをしていました。
「メインにこのバラ1束、ワックスフラワーは半分、ガマズミ1束にユーカリ1束、あとは適当にもう1束何かお花を入れてー」みたいな感覚で。
そうすると、自然に丸いブーケの中に色の反復ができたり、グループができたりして、数があるからできる調和や強調の効いたブーケになったように思います。
 
とはいえ、最近はいろいろ混ぜたい派の自分もいて、
なかなか10本ずつ、ともいかず、5本ずつ、ともいかず、3本ずつくらいの取り合わせになったのですが(笑)。
 
桜は少し枝を間引いたりして
ブーケになじむ程度の凹凸におさまるように工夫して束ねました。
 
いろいろ意識して束ねた結果、最近の自分の作品とはまた違う、
1つのブーケとして調和がとれた安定感のある作品になって、
やっぱりこういうブーケも好きだなーと思ったのでした。
 
色彩、束ね方、花選びにおいてパリ研修時代を思い出した今回のレッスン。
 
その時の写真をたくさん見返したのですが、
そこには平和なパリの風景があって、胸が痛くなりました。

パリも、日本も、世界中どこも、
早くまた、みんなが笑顔で外出できる状況になるといいな、
と心から思います。


 
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この記事のライター

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ジャルダン ノスタルジック、2012年にオープンした東京・神楽坂にあるフローリストの青江、フローリスト/パティシエの加藤が経営する花店。おもちゃ箱をひっくりかえしたような、懐かしくてわくわくするお店づくりをコンセプトにした店内には、青江・加藤が選んだ季節の花とともに、焼き菓子、ハーブティーや花器、フランスのブロカントなどの雑貨が所狭しと並んでいる。土日の15時からは店内の一角でカフェも営業中。

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