花福 こざる 花福 こざる 78ヶ月前

マンガと写真でゆる〜く楽しむ、おもしろ植物図鑑 [01]

おもしろ植物図鑑01 ナズナ




 
ペンペン草でおなじみのアブラナ科の越年草です。
全国津々浦々で目にすることができます。
秋に芽を出してロゼット状で冬越しをして、
早春に他の春の野草であるホトケノザやナガミヒナゲシよりひと足早く咲き出します。
この手の身近な野草はいつでも写真を撮れるだろうと油断していたら、
書籍用に使う写真を撮り逃して大変でした。
わりときっちりサイクルが決まっているので
ちょっと暖かくなってきたらすぐに少なくなってしまうんですよ。
ナズナを探している時に姿はよく似ているけれど、
タネがハート形でなくうちわみたいなグンバイナズナも発見しました。
ナズナも春の七草の一つです。
アクが少なく食べやすい野草なので食べてみたいと思っているものの、
近所だとたいてい犬ションコースに生えていたりでなかなか食せずにいます。
なぜかうちのプランターに生えてこず、
芭蕉翁の句「よく見ればなずな花咲く垣根かな」のように
うまい具合に垣根に生えてくればいいんですけどね。
 

text & photo 『おもしろ植物図鑑』
 
書いた人
名前:花福こざる kozaru hanafuku
プロフィール:花屋兼マンガ家兼時々イラストレーター。旦那様と二人で花屋を営む。12年目。お花屋さんが描くオモシロ草花マンガ「おもしろ植物図鑑」発売中!月刊フローリストで「フローリストこざる」連載中。
http://ameblo.jp/hanafukukozaru/

もっとこの植物図鑑を読みたい!という人は


マンガと写真でゆる~く楽しむ、草花の魅力『おもしろ植物図鑑』
道端に、公園に、庭に、普段は気にすることもない雑草たち。
花壇や街路に整備されているけれど、名も知らない花や木たち。
そんな彼らは何食わぬ顔して、実はものすごい秘密と不思議を秘めているのです。
たとえば、釣鐘のような形の花は、どうしてそんな形をしているのか?
それは来てほしい虫だけにフィットするように変形した結果だったり。
春になれば青い小さな花を咲かせる雑草、ツユクサは、
実は偽りの看板で昆虫を引き寄せる稀代の詐欺師でありまして……。
そのほか、名前に込められたストーリーや季節ごとの変化などなど
見慣れた植物たちの真実の姿を、
「楽しく読みやすいマンガ」と「写真」でサクサク、どんどん!読めちゃう本です。
知れば知るほど植物が愛おしくなり、
毎日の通勤・通学の世界の色も変わってくるはず。
ちょっと知るだけで、こんなに楽しい! こんなに納得! 植物ってスゴイ!!!
著者名: 花福こざる ISBN: 978-4-416-61532-4
 224ページ 定価:本体1,400 円+税

  • すてき 0
  • クリップ
  • 埋め込み

この記事をシェアするには埋め込みコードをコピーしてSNSやブログに貼り付けてください。

この記事のライター

花福 こざる
花福 こざる

花屋兼マンガ家兼時々イラストレーター。旦那様と二人で花屋を営む。12年目。お花屋さんが描くオモシロ草花マンガ「おもしろ植物図鑑」発売中!月刊フローリストで「フローリストこざる」連載中。

直近の記事