新井 順子 新井 順子 2017/10/14

秋の枯れ色を想う

桜新町の小さな花屋petit a petitプチタプチの新井です。
暑かったり寒かったりの秋ですが、とうとう本格的に秋が到来。
花の市場へ行くにも、一枚羽織るものが増えました。

レッスンでもたっぷりと秋の香りと空気を楽しんで頂ける花材を用意しています。





市場でも買い揃えることができない、那須の秋色。
自然に育てられた、秋の色と空気を纏ってプチタプチにやってきました。

秋が四季の中で一番特殊だなって思うのは
「枯れる」ということを楽しむところです。

他の季節では葉や花びらが散ってしまうと少し残念と思うところが、
秋の花だと少し憂いを帯びて素敵だと思ってしまうところ。

もともと紅葉とは、植物が自分の身を守る為に、葉の水分量を減らし、大きな寒暖さを感じ
色を変え葉を散らしていくものを、私たちは季節の変わり目の風景として美しいと愛でている。

お店でも、レッスンでも、花束の雰囲気に合わせて時には枯れた葉を用いることもします。
それが秋の季節の花束だから!!

今日もリンドウの葉が
「あら、変色してない?」
とおっしゃるお客様と「いいえ、違うんですよ。これは寒さにあたって紅葉しているんです・・・そろそろリンドウも終わりのころですね・・」
なんてことで、一つ一つご説明させていただいてますけどね 笑



 
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この記事のライター

新井 順子
新井 順子

18歳から花屋でアルバイトを始める。仕入れ担当や店長を経験後、2000年11月にフランスへ。パリ7区にあるRYUKUBOTAにて5ヶ月スタージュのち、帰国。ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル・横浜ニューグランドホテルにて婚礼装花や宴会装飾などを担当。品川プリンスホテルではケイ・フローリスト店長として新規参入を果たし、新しい婚礼スタイルの提案など積極的に活動する。2006年11月より Fleuriste PETIT a PETIT主宰。

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