国吉 純 国吉 純 3週間前

レモン生活はじめてみませんか? その8

レモンの収穫開始!


レモン研究家、ジュリエッタ・ガーデンの国吉純です。

11月になり、レモンの島では次々とレモンの収穫が始まっているようです。
レモンの島へ行くなら、11月から12月がベスト。
何故なら、レモンの黄色とさまざまな柑橘類のオレンジ色で
島にいるだけで、元気になるようなビタミンカラーで溢れているから。

そうレモン色は私達の心もカラダも元気にしてくれますよね!

私もこの時期になると、レモンの島へ行きたくて行きたくて、、、
ほんとうずうずしてしまいます。
でも未だ仕事が残っているので我慢我慢。


さて、このコラムでは、レモンの歴史からレモンの育て方まで紹介してきました。
実際にレモンを育てたい!という方が私の周りにも急増中なのですが、
一体レモンには、どんな効能があるのでしょうか?


レモンをいっぱい収穫したときのことを考えて、
今回は「レモンの効能」について調べてみましょう。


 

レモンの香り成分


ここで、おさらい。
レモンは植物分類上では、ミカン科ミカン属。

ライムや柚子と同じく「香酸柑橘類」に分類されます。

そのまま食べるより、香りや酸味を楽しむ果実です。



レモンに含まれている芳香成分リモネンは、
リラックス作用や抗不安作用があるといわれ、
レモン果皮を原料とした精油はアロマテラピーや
香水・芳香製品などにも広く使われています。
交感神経を刺激することで頭をスッキリとリフレッシュをさせるので、
ちょっと仕事で煮詰まっているときなどは、
レモンの香りを嗅ぐといいかもしれませんね。
ついでに体内時計もリセット!
朝、レモンをきゅっと搾ったレモン水を飲むと、
頭もカラダも元気よく起床!

 

クエン酸は疲労回復効果!


レモンの代表成分といえば、
特徴的な酸味のもとであるクエン酸ビタミンC
レモンのクエン酸には、
キレート作用というミネラルの吸収を促進する働きがあります。
レモン自体にはミネラルの含有量はさほど多くありませんが、
肉や魚と一緒にとることで
身体の諸機能を整える働きをするミネラルの吸収を助けてくれます。
またクエン酸は、代謝を良くする作用
そして疲労予防や回復に役立つと言われています。
昔、スポーツといえば、
レモン水やレモンの砂糖漬けを食べた記憶のある方も多いはず!
そして本当に疲れている時には、
レモンの酸味が感じにくいと言われています。
スポーツをしていない方も、日常生活で疲労感を感じたら、
レモネードなどで一服してみたらいかがでしょうか?


 

ビタミンCはこれからの季節是非!


ビタミンCは自らが病原菌を攻撃する働きがあるほか、
抗ウィルス作用を持つインターフェロンの分泌促進作用があると言われています。
免疫力の低下予防なども期待できますから、風邪のひきやすいこの季節、
しっかりと摂取しておきたいですね。

そして、ビタミンCはストレス解消、ストレス耐性を高める働きがあると
いわれています。
ビタミンCはストレス・紫外線・お酒やタバコほか、
有酸素運動、PCやスマホの使用でも消費されます。
こまめに取りたい栄養素ですね。

また、レモンには、ビタミンC以外にも
ポリフォエノールの一種でビタミンPと呼ばれるエリオシトリンや
ルチンも含まれています。
ビタミンPはビタミンCの働きを高めることでコラーゲン生成を促し、
毛細血管を丈夫にする働きがります。
動脈硬化や血栓予防にも役立つといわれています。
冷え性を軽減させたり、
脂肪の吸収を抑えて排出を促す肥満予防、ダイエット効果も期待できます。


何だかとっても心とカラダに良さそう!ということはわかっていただけたでしょうか?



レモンの豆知識ーレモンの保存方法




国産のレモン、そして自分の庭で育てたレモンは
当然輸入レモンと違って防腐剤がかかっていません。
なので、そのまま置いておくとカビが生えたり、萎んで乾燥したりしてしまいます。
ではレモンの保存はどのようにしておいたらいいでしょうか?


保存方法1:レモンを手にいれたらすぐに食品保存袋に入れて冷蔵庫にて保存。

保存方法2:レモンを丸ごと冷凍保存。すりおろして使う。

保存方法3:レモンを8等分(あるいは16等分)
       串切りにカットして保存袋に入れて冷凍保存。



保存方法1は、すぐに使いたい場合。
レモン果汁を搾って新鮮なうちに使いたい場合に
この方法で保存をして出来れば2週間以内に使い切るといいでしょう。
約1ヶ月くらいはこのままでも十分にみずみずしさを残しています。

保存方法2は、皮を風味に料理などに使いたい場合。
ドレッシングに利用したり、そのまま果実まですりおろして、
ジュースやレモンサワーなどに使ったりします。
皮まですりおろすことでより香りを楽しめます。また長期保存が可能。

保存方法3は、果汁を料理などに使いたい場合。
あらかじめカットしておくことで、解凍してすぐに果汁を料理に使ったり
飲み物の場合には、氷代わりにもなり、より果汁の風味を楽しめます。




今の季節の未だ残る青いレモンをレモン色の黄色にしたい場合には、
保存袋の中に「リンゴ」を入れておくと良いでしょう。
リンゴから発生するエチレンという気体の植物ホルモンによって
レモンの果皮だけが老化していきます。
レモンの酸味はそのままです。


 
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この記事のライター

国吉 純
国吉 純

園芸家、レモン研究家。

上智大学文学部教育学科卒業。大学卒業後大手電気メーカーにて秘書を務め、退職後出会った園芸の世界で、造園、暮らしの中での園芸を、ガーデンセンター、雑誌等で紹介。園芸専門学校等での講師をはじめ、住宅関連企業、集合住宅等で「楽しく簡単に華やかに育てる」をモットー に年齢や場所に関係なく植物と触れ、育て、楽しめる植物選び、メンテナンス法などの指導にあたっている。広島瀬戸田レモンの販売拡大事業と園芸療法による高齢者施設での活動が広く注目されている。 

有限会社ジュリエッタ・ガーデン代表。

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