北国のコテージガーデンから[5]
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さて、11月の続きで、リースのお話。
土台をすべて覆い隠してしまうデザインのリースであれば、
市販されている安価なリース土台で充分かと思います。
でも、素敵な枝が手に入ったら、
枝ぶりを生かしたリース土台そのものを
作ってみてはいかがでしょうか。
リース土台作りは、時には力のいる作業であり、
自分の思う形にするためには
枝との対話が必要です。
多少硬くても折れなければ大丈夫ですが、
やはりできるだけしなやかな枝が作りやすいでしょう。
最初は枝は、言う事を聞いてくれません。
でも、枝をためて(少しずつ力を入れてたわめる)
留めるべきところワイヤーやアルミ線で結び、
その後は枝が行きたいところに回すのです。
こうしてできた枝のリースは唯一無二。
これこそまさにオンリーワンのリースとなり、
なんの飾りも必要ない、
それだけでオブジェとなるのではないでしょうか。

△ リース土台作りの風景。少しずつ、少しずつ、曲げていきます。


△ こちらはビッグサイズの土台作り。このサイズになると、体全体を使って作ります。枝と向き合って会話をしながら、少しずつ少しずつ、その枝にあった形にまとめていきます。


△ 様々な材料で手作りしたリース土台。これだけで十分美しく、見ごたえがあります。
毎年のように教室へ、楽しみにやってきます。
ベースの作り方だけを教え、
あとは好きなものを付けるオンリーワンのリース作り。
個性たっぷり。
自分が良ければそれが一番。
一から十まで用意されたものではなく、
自由度の高い教室はとても人気です。
また、アナベルのリース教室は、
ガーデンにあるアナベルを
ガーデナーが採取してくれたものを材料に、
参加者は特大のリースを作ります。
庭で採取したものだからこそ、
思いっきりぜいたくに、大きなリースができるのです。



△ こうして並べてみると、ひとりひとりの個性が輝きます。リース作りっておもしろい!




△ アナベルのリース教室の生徒作品。同じ素材なのに、作る人によって、またリボンや飾りが違うだけで、だいぶ雰囲気が違います。
それはリース作り。
今年の仕事を振り返り、
自分一人で黙々と作るもよし、
友達とワイワイ作るもよし。
外の寒さをよそに、
今シーズンのガーデニングの総決算は
リース作りで〆めとなります。
外での作業をあきらめたからこそ、
北国の住人は、
心置きなくリース作りに没頭できるのかもしれません。

△ ノイバラの果実をぜいたくに使ったリース。ゴールドの細いモールで個性を添えます。

△ ヤドリギの枝ぶりを生かしたアーティスティックな作品。
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12月|リースは庭からの贈り物 Ⅱ
こんにちは。梅木あゆみです。さて、11月の続きで、リースのお話。
リースの土台
もし、伸びやかな枝ぶりを見せるのではなく、土台をすべて覆い隠してしまうデザインのリースであれば、
市販されている安価なリース土台で充分かと思います。
でも、素敵な枝が手に入ったら、
枝ぶりを生かしたリース土台そのものを
作ってみてはいかがでしょうか。
リース土台作りは、時には力のいる作業であり、
自分の思う形にするためには
枝との対話が必要です。
多少硬くても折れなければ大丈夫ですが、
やはりできるだけしなやかな枝が作りやすいでしょう。
最初は枝は、言う事を聞いてくれません。
でも、枝をためて(少しずつ力を入れてたわめる)
留めるべきところワイヤーやアルミ線で結び、
その後は枝が行きたいところに回すのです。
こうしてできた枝のリースは唯一無二。
これこそまさにオンリーワンのリースとなり、
なんの飾りも必要ない、
それだけでオブジェとなるのではないでしょうか。
△ リース土台作りの風景。少しずつ、少しずつ、曲げていきます。
△ こちらはビッグサイズの土台作り。このサイズになると、体全体を使って作ります。枝と向き合って会話をしながら、少しずつ少しずつ、その枝にあった形にまとめていきます。
△ 様々な材料で手作りしたリース土台。これだけで十分美しく、見ごたえがあります。
リースの教室
こうしたオンリーワンを作りたい多くの生徒さんが、毎年のように教室へ、楽しみにやってきます。
ベースの作り方だけを教え、
あとは好きなものを付けるオンリーワンのリース作り。
個性たっぷり。
自分が良ければそれが一番。
一から十まで用意されたものではなく、
自由度の高い教室はとても人気です。
また、アナベルのリース教室は、
ガーデンにあるアナベルを
ガーデナーが採取してくれたものを材料に、
参加者は特大のリースを作ります。
庭で採取したものだからこそ、
思いっきりぜいたくに、大きなリースができるのです。
△ こうして並べてみると、ひとりひとりの個性が輝きます。リース作りっておもしろい!
△ アナベルのリース教室の生徒作品。同じ素材なのに、作る人によって、またリボンや飾りが違うだけで、だいぶ雰囲気が違います。
一年の総決算
ガーデナーの初冬の楽しみ。それはリース作り。
今年の仕事を振り返り、
自分一人で黙々と作るもよし、
友達とワイワイ作るもよし。
外の寒さをよそに、
今シーズンのガーデニングの総決算は
リース作りで〆めとなります。
外での作業をあきらめたからこそ、
北国の住人は、
心置きなくリース作りに没頭できるのかもしれません。
△ ノイバラの果実をぜいたくに使ったリース。ゴールドの細いモールで個性を添えます。
△ ヤドリギの枝ぶりを生かしたアーティスティックな作品。
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この記事のライター
梅木 あゆみ
1995年月形町で生産直販店「コテージガーデン」を主婦から起業。現在は年間を通し2000品種以上の植物苗を生産し、札幌市百合が原公園ガーデンショップの売店も経営する。ノーザンホースパークK’s Garden、滝野公園、層雲峡温泉、個人庭園などの、企画、設計、工事、管理などを行う。「オープンガーデンof北海道」を発行するブレインズ種まく私たちのメンバー。2009年度北海道「輝く女性のチャレンジ賞」2010年度内閣府「女性のチャレンジ賞」受賞。日本ハンギングバスケット協会公認講師。三男一女の母。