内田 祐介 内田 祐介 23ヶ月前

セダムを楽しむ

こんにちは。
もぐもぐタイムの内田です。
最近、私はいわゆる「希少米」にはまっております。
お米の味なんてどれもそう変わらないでしょ~と思っていましたが
本当に美味しいお米は白ご飯だけでも食べられることを知りました。
生産者さんのこだわりは、しっかり味として現れるのですね。

絶壁の米

ところで「タイトゴメ」という野草はご存じでしょうか?
タイトゴメを漢字で書くと「大唐米」
まるで米粒が集合したような姿をした野草で
カテゴリー的には多肉植物になります。
見たことも聞いたこともない方も多いかと思いますので
ちょいとこれからタイトゴメに会いに行きませんか?
ということで、自生地へレッツゴー!

タイトゴメの自生地ってこんな場所



日本海上に浮かぶ島です。
荒々しい冬の日本海。
立っていられないくらいの猛烈な潮風。
油断していたら身体をもっていかれそうです。
そして、一瞬にして顔が塩っ辛くなり、ヒリヒリ・・
植物たちは常に潮風に耐えながら生きているのですね・・



もっとも厳しい場所にまで進出しているのは
キク科のダルマギクと、トウダイグサ科のイワタイゲキ。
そして、タイトゴメです。

タイトゴメは日本産のセダム 



ギリギリまでチャレンジしているのが、ダルマギクやイワタイゲキですが
タイトゴメはやや水分環境の良いフラットな場所に生えることが多く
岩から水が染み出ているような場所では群生しています。



インターネット等で取り寄せて育てている方がおられるかもしれませんが
自生地のような、ふっくらプリプリの姿を再現するのは至難の業。
栽培は容易ですが、どうしてもひょろんとした姿になってしまいがち。
厳しい環境に生育が抑えつけられているからこその姿なのですね。

セダムを楽しむ 
 

セダムの仲間は種類豊富で
葉色、形はバリエーションに富んでいます。
タイトゴメのように、なかなか格好良く作れない種類や
ヒントニーのような難物もありますが
園芸店等に流通する多くの種類は
よく日に当てて作ればカチっとした姿で長く楽しめますし
栽培も容易です。
寒さに強いものが多いので、冬も屋外で楽しめますが、その反面
夏場の直射日光や暑さには弱いものが多いので気をつけたいですね。

細かくちぎって植えこむことができますし
優しい色合いの種類が多いので
多肉植物の寄せ植えの添えとしても重宝します。
とにかく自由に楽しめるのがセダムの良いところ。


セダム・オブコルダツム
種類が多いので、思わずコレクションしてしまいそうです。
  • すてき 1
  • クリップ
  • 埋め込み

この記事をシェアするには埋め込みコードをコピーしてSNSやブログに貼り付けてください。

この記事のライター

内田 祐介
内田 祐介

下関市園芸センター(市営植物公園)主任。
幼い頃より何故か植物を育てていた。そして気がついたら植物公園に勤めていた。職場では、園内植物の展示栽培、種の保存、園芸相談などを務めるほか、テレビ出演や講演会も多数。NHK趣味の園芸など、園芸雑誌への執筆活動も行う。森林インストラクター。趣味は野草の自生地探訪。好きな言葉は、まじめに遊ぶ。

直近の記事