植物生活編集部 植物生活編集部 2018/04/16

マチナカ*花さんぽ [5]

花やみどりをクローズアップしてみれば、
街がもっとステキに見えてくる。
もっと楽しく見えてくる。
今日もてくてく、マチナカを花さんぽ。


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花さんぽガイド
三浦香澄さん
 プロフィール*NPO法人Green Works副代表 グリーンアドバイザー園芸ソムリエ
 街中の緑と花を育てるさまざまな活動に携わっている。

 

住みたい街 を花さんぽ 3


毎年春が近くなると、情報誌や情報サイトなどで話題になる「住みたい街」。
長年、その上位にランクインする街が吉祥寺です。
じつは花さんぽのエキスパート、三浦香澄さんのホームタウンでもあるこの街を、
今回はとくとガイドしていただきます。
では、香澄さん、よろしくお願いします!


本日のコース:前半
A 吉祥寺駅 → B 北口駅前広場 → D ペニーレーン  → E 吉祥空園sora → G 〜 H 公園通り → (後半へ続く)
[ルートマップ]


 

「住みたい街」のエントランスからスタート


吉祥寺駅の待ち合わせ場所に着いてみると、何やら人が集まっていました。
その輪の中心に、香澄さん発見!

実は今日は、武蔵野市緑のまち推進課主催、香澄さんが主宰する「武蔵野ガーデン倶楽部」が企画・運営する *「ショップ イン ガーデン」を歩いて観賞を楽しむ日。「植物生活」スタッフは、それにお誘いいただいたってわけです。

* ショップ イン ガーデン とは…
東京という都市のなかでも、商店街に魅力がある吉祥寺の街。一軒一軒のお店が店頭を花や緑で彩ると、通り全体が美しくなり、また、通りがきれいになれば、街そのものがもっとステキに魅力もアップ。すると、もっともっと人が集まってくるというコンセプトを立ち上げました。
また、花と緑があふれるショップは誰が見ても魅力的で、花好きなら不思議と引き寄せられていってしまうもの。店頭の「顔」をしっかりつくり込んでいるお店は、やはり店内や商品にもこだわりがみられ、惹かれるお店が多いというのも、香澄さんの持論です。


△ 「武蔵野ガーデン倶楽部」編集制作の、すてきな冊子も用意されています。今回はこれを参考にお散歩。もちろん、掲載されていない香澄さんとっておきの景色も紹介してくれるようです。


△ 「武蔵野ガーデン倶楽部」の幟(のぼり)。今日は活動の目印として、一緒にめぐります。よろしくお願いします♪





△ 吉祥寺駅の周辺にある植栽などから香澄さんの説明がスタート。「最近、公共の場の壁面緑化がどんどんふえているのも頼もしいですね」(香澄さん)。



駅ロータリーの真ん中へやってきました。
目の前には、ゾウの銅像がありますね。
「このゾウははな子。武蔵野市民にとっては、知らない人はいませんね」と香澄さん。

「ゾウのはな子」とは、「井の頭自然文化園」で飼育されていたアジアゾウ。日本国内で飼育されたゾウのなかでは最も長寿で、武蔵野市民をはじめ、たくさんの人に愛されていました。
2016年に69歳で亡くなったはな子を偲んで、2017年にこの銅像が完成し、今では吉祥寺駅周辺の新しい待ち合わせ場所としても知られるようになりました。

「このはな子像の周辺も、もっと花や緑で彩りたい。そんなプランもあるんですよ」と香澄さん。
近い将来、季節の花でいっぱいのはな子に、会えるようになるかもしれません。



△ 駅前の街路樹はクスノキ。防虫剤の樟脳(しょうのう)は、クスノキから作られます。「ではあちらへ参りましょう〜」。香澄さん、本拠地のせいか、いつもよりいっそう元気いっぱいです♪

 

ペニーレーン、そして屋上庭園


さて、駅前から参加者みんなでぞろぞろ歩いてやってきたのは、大きな商業施設の建物の間にあるペニーレーンです。


△ こぢんまりとした通りの両側に、大型コンテナがしつらえられて、たっぷりの緑。庭園を散歩しているみたい。


△ 「座りましょう!」。目ざとくベンチを見つけた香澄さん。もちろん、座ります。座って目線を変えて、また街を眺めるのが香澄メソッドだもの!



△ 「ここは、手間のかからない植物を選んで植栽に利用しています。大きな変化はなくても、ちょっとした緑があると、これだけ通りが明るく見えるようになります。夜でも怖くなくなったって声もあるんですよ」(香澄さん)。


△ 春が来て、生き生きとしてきた緑。街の中の景色を、今日もどんどんスマートフォンで撮影する香澄さん。



△ ペニーレーンから元町通り側へ。ウッドデッキにちょっと休憩できるスペースがあったりして、都心部にも負けません。もちろん、植物もたっぷり。


△ そして一同は「コピス」の建物のなかへ。屋内にも植物があるのかな?


エレベーターに乗って…扉が開いたら…
 

うわぁぁぁぁぁ!



△ ここは、「コピス」の屋上にできた庭園「吉祥空園sora」。エレベーターの扉が開いた途端に、目の前に広がる庭園は、懐かしい武蔵野の雑木林そのもの。まさに、武蔵野市民自慢のとっておきの場所でした。


△ ビルの屋上とは思えない気持ちのよさ。ベンチもあるので、座って景色も楽しめますね、香澄さん♪


 

商店街が大切に育てる花プランター


さて、ダイヤ街のアーケードから平和通りへ。
アーケードの端から通りにかけて、揃いのウッドプランターがずらりと並び、とても華やか。

「こちらは定期的に、近くのお花屋さんが植え込みをする契約になっています。でも水やりなど毎日の管理は、プランターの前のお店がしっかり作業するルールにしているんです。どのプランターも、きれいに整ってますね」(香澄さん)。

やはり店頭に花があるとパッと明るくなるし、雰囲気が違います。お客さまをもてなす気持ちが表れているのも、さすが住みたい街・吉祥寺といったところ。



△ ゼラニウムやプリムラのピンク色が華やかなコンテナと、グリーンがイメージカラーの銀行の前は、黄色いエニシダを主体にした、ビオラやペーパーカスケードの小花がかわいらしいコンテナ。


△ こちらのプランターも、前のお店が水やりなどの管理を引き受けていらっしゃるそう。「この木製プランターは同じ東京都内、奥多摩の木材を使用したものなんですよ」(香澄さん)。


△ コインパーキングの壁面にも見事な壁面緑化が施されいました。商業地なのに、本当に緑が多く感じられます。


△ 平和通りではコブシが見ごろ。「アーケード街が多い全天候型で便利な吉祥寺の街で、日ざしと空のある空間を大切にしているのが、この平和通りです」(香澄さん)。街路樹がのびやかに見えるのも、気のせいじゃなかった!


さぁ、ただいま、吉祥寺の街のど真ん中。
さてさて、お次はどちらを回るのかな。
もしかして、ひょっとしたら、吉祥寺の街の深淵へ?


→→→ 続きは マチナカ*花さんぽ[6]へ!



text & photo ウチダトモコ  取材協力 「武蔵野ガーデン倶楽部」
 
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