ウチダ トモコ ウチダ トモコ 64ヶ月前

水彩画みたい! あじさいの空中庭園へ [東京]

さて、6月です。早々に、梅雨が近づいていることを感じさせるような天気が続く東京・銀座。



にぎわう大通りを抜けたなら、さぁ、エレベーターに乗って、向かうはあの空中庭園
テーマは「初夏のあじさいガーデン」



△ おぉ! 今回はなんと、会場に池がありますよ。ふんわりと小花に囲まれた池には、スワンの姿も。タイトルは「湖上のあじさいガーデン」だそう。



△ エレガントはスワンのコンテナに、みずみずしいアジサイ。グリーンは、まるで羽ばたく翼のよう。


△ 八重咲きカシワバアジサイとオルラヤで、こんな優雅な見せ方ができるとは。

 


巡ろう、あじさいガーデン

では、池を越え、さまざまな寄せ植えとハンギングバスケットを堪能しながら、奥へ、奥へ。


△ 大型コンテナにたっぷりのアジサイは、名園、さかもと園芸さんの品種。クリーム色のオルラヤがアジサイを、軽やかに見せてくれます。


△ センターには、アジサイのハンギングをかけた豪華なアーチ。ギボウシの大型コンテナも、この季節ならではのアイキャッチです。



△ シックなピンク色は「ノブコ」。ブルーは「山口パープル」「山口秋色」「クリスタル」。いずれも九州の生産者による、珍しい品種。





△ ほかではあまり出会うことがなかった、アジサイもハンギングバスケット。トライしてみたい!


△ さわやかでスイートな花姿で一躍人気の‘万華鏡’。ジャパンフラワーセレクション2012-2013 で、フラワー・オブ・ザ・イヤー、最優秀賞受賞品種。島根県の品種です。


‘銀河’。ジャパンフラワーセレクション2016-2017 で、フラワー・オブ・ザ・イヤー、最優秀賞受賞品種です。こちらも島根県の品種。すばらしいパフォーマンス。


「雪姫の恋」(非売品)。透明感のある赤が、上品な印象。


 

山の向こうのお城にたどり着くと



「草花とアジサイに囲まれた手前の池は、森のなかの湖。あちらはドイツはロマンティック街道にある、ノイシュバンシュタイン城をイメージしました」と、企画運営・制作者代表の、渡辺さくらさん。

実は前出のスワンのコンテナとの出会いが、このガーデンの構想のベースになっているんだそうですよ。思い入れが深いのもうなずけます。
涼しげで、なんだか体感温度もグッと涼しく感じるのは、気のせいかしら♪


△ 近寄ってみると、コンパクトな庭でも真似できそうなコーディネート。


△ 小さな小さな池に、熱帯スイレンが顔をのぞかせていました。

 

真似したい! アジサイと草花の競演


△ ガーデンテーブル上のアレンジ。折れてしまった花などを利用してみたい。


ヤマアジサイ‘クレナイ’とアガパンサス。会期中に蕾が開くかな?


ユーフォルビアとフレンチラベンダーのさわやかな一角。


△ 気づけば、たくさんのお客さまでにぎわっていました。




△ 館内の装飾もアンティークカラーですてき。ウォーターカラーとはまた違う、アジサイの色彩の魅力です。



△ ほかでは入手が難しい、珍しい品種の販売もあります。要チェック!


明日6/3(日)〜 6(水) には、ハーバリウムづくりのワークショップもあります(予約優先)。
街へのお出かけの際には、ちょっとエレベーターで空中庭園へ。
さわやかなあじさいカラーが、出迎えてくれますよ。

 

=== イベント情報 ===

初夏のあじさいガーデン
東京都中央区銀座5-8-16 ファンケル 銀座スクエア 10階 [地図]
TEL 03-5537-0231(1階 インフォメーションカウンター)
期間 2018年 6/1(金)〜 8(金)11:30 〜 18:30(最終日は16:30まで)
入場料 無料
https://area31.smp.ne.jp/area/table/17878/E6ERDg/M?S=netgo2tctjq

ガーデニングミニレッスン あじさいのハーバリウム
6/3(日) 〜 6(水) 
 ①14:00 〜  ②15:00 〜(各約30分)
 定員 各日各回先着5名
 料金 2,500円(予約優先)




△ 銀座の街角にも、アジサイがところどころに。探してみてね!


photo & text  ウチダトモコ







 
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この記事のライター

ウチダ トモコ
ウチダ トモコ

園芸ライター、グリーンアドバイザー、江戸東京野菜コンシェルジュ。
園芸雑誌、ライフスタイル誌などの編集、ライターを経て、現在は主にウェブで提案および取材執筆活動中。

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