梅木 あゆみ 梅木 あゆみ 14ヶ月前

北国のコテージガーデンから[14]

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9月|9月はトマトの話をしたくなる月なんです!

 


こんにちは。梅木あゆみでございます。

 

■ トマトの旬はいつ? ■


今ではAIを駆使した栽培が中心になりつつあり、ここ北海道でもトマトが年中採れるようになったし、異常な暑さが続く地方での夏のトマトは難しいでしょう。
そして驚いたことに某人気テレビ番組のトマト特集で、「トマトの旬は春」といい切っていたのですが、少なくとも北海道ではトマトの旬は8月から9月。
やっぱりトマトは9月がおいしいのです。


△ 艶々トマトがこんなに採れました!


北海道の場合、トマトは春に苗を植え、夏から収穫。
露地のトマトが採れ始める7月末になると、直売所にもトマトがあふれます。
そして誰しもができるだけ早い時期に植え、早々と収穫したいと思うもの。
こうして早植えしたトマトはそれなりに株の疲れも早く、トマトが最もおいしい秋には、収量も勢いもダウン。

しかしながらコテージガーデンの場合、春のガーデニングシーズンに利用していたハウスの後作になるため、6月半ば過ぎになってようやく、苗の植えつけが始まります。

ということは、ちょうど9月が最盛期!
秋晴れが続き、朝晩の気温差が大きくなる9月こそ、トマトの本領を発揮!
甘さと酸味と旨みのハーモニーが口いっぱいに広がり、出回るフルーツにも負けない味になるのです。


△ コテージガーデンセレクションの「美味しいセット」


△ 調理用トマトのサンマルツァーノも、もちろんあります、大収穫!



 

■ フルーツトマトという品種は存在しません ■


「フルーツトマトの苗ください」。
トマト苗売り場でよく聞かれます。

しかし、フルーツトマトとは、糖度の高いトマトを総称していますので、それ自体は存在しません。
同じ品種でも、育て方や土壌で美味しくもなり、味気のないものにもなるのです。

コテージガーデンのトマトハウスでは、植えつけの時にたっぷり水やりする以外、無水追肥なしで育てます。
だからなのかとっても味が凝縮され濃い味のトマトができるのです。
食べた人の驚いたお顔を拝見するのが、私のひそかな楽しみ。

ちなみに最近のヒットトマト=おすすめミニトマトは、
トマト界の常識を吹き飛ばした、皮が薄く誰もがさくらんぼと間違えそうになる「プチぷよ」
今年デビューした、小さめの中玉で味がとっても濃く実りのいい「ほれまる」
後半に味がどんどん乗ってくる「あまっこ」
そして私がセレクトしたコテージガーデンの四姉妹長女「ブラックチェリー」、次女「ゴールデンスィート」、三女「チキータ」、四女「サンゴールド」


△ 「プチぷよ」コンポート。美味しいですよ!


△ 130品種のトマトが勢ぞろい。手前が次女、「ゴールデンスィート」です。


△ 宝石みたいにキラキラ!


 

■ たくさんできたら保存しよう ■


さて、そのトマトの保存。 畑のトマトや大量にお安く出回る旬のトマトを、最も良く保存する方法はなんでしょうか。 お手軽な冷凍は皆さんも試されていることでしょう。

ミニの場合は皮ごと。冷凍庫から出した時に水につけるとつるんと皮がむけます。 大玉は皮をむいてカットして冷凍。 あるいはソースやピュレにして、冷凍。

しかし、私のおすすめは瓶詰です。 冷凍庫には限界がありますかららね。
作り方は簡単。
消毒した瓶に皮をむいたトマトを詰め、軽く蓋をして煮沸。
あるいはピュレやソースにしたものを同じく処理。
こうすると2年は大丈夫なんですよ。
並んだトマトの瓶詰を見るとなんだかホッとして、うれしくなります。



△ トマトの保存は瓶詰めがベスト。ずらりと並ぶとワクワクしてくるのも、トマトパワーかな。



 

■トマトイベント2018卒業! ■

 

この9月1日。 「トマトイベント2018卒業!」ということで、最後のトマトイベントを実行いたしました。


遡ること10年前、購入するトマト苗の参考にするための味見と、世界には驚くほど多くの品種のトマトがあり、流通しているトマトとは別の世界があるということを、広く周知させたいという思いから、このトマトイベントをスタートさせました。
最初の参加は50人。

いつの間にか「コテージガーデン名物トマトイベント」と呼ばれるようになり、 そして迎えた10回目の最終回。
イベントをするには広くはない敷地に20張り以上のテント、トマトにちなんだ飲食、手作り小物、野菜の出店。
最終回に初めて設けた「赤」というドレスコード。
何かしら赤を身に着けトマト柄をまとい、その遊び心を850人の来場者の皆さんが楽しまれました。
ゆったりまったり、トマト三昧の楽しい一日でした。







スター性抜群のトマト。
トマトを育て、シーズン中の完熟トマトをおなかいっぱい食べ、冬の楽しみ瓶詰も作っておく。
この一連の作業はトマトの自給自足。 満足度抜群ですよ。


△トマト食べたらやめられないのは、子どもたちも一緒♪


△ トマトでニッコリ

 

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この記事のライター

梅木 あゆみ
梅木 あゆみ

1995年月形町で生産直販店「コテージガーデン」を主婦から起業。現在は年間を通し2000品種以上の植物苗を生産し、札幌市百合が原公園ガーデンショップの売店も経営する。ノーザンホースパークK’s Garden、滝野公園、層雲峡温泉、個人庭園などの、企画、設計、工事、管理などを行う。「オープンガーデンof北海道」を発行するブレインズ種まく私たちのメンバー。2009年度北海道「輝く女性のチャレンジ賞」2010年度内閣府「女性のチャレンジ賞」受賞。日本ハンギングバスケット協会公認講師。三男一女の母。

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