古長谷 莉花 古長谷 莉花 1週間前

奄美と植物と台風と塩害について

2週連続での台風直撃。
ガーデナーのみなさんも、気が気じゃなかったのではないでしょうか。

私は台風24号と25号を挟んで九州・奄美に仕事旅行=ワーケーションに行っておりました。
幸い、3度のフライトに台風がかぶることなく最高の時間を過ごすことができました!



宿の目の前がビーチ。
満天の星空に、流れ星を見たり。
貝殻を拾い集めたり。
葉っぱに落ちる雨音を聞いたり。

センスオブワンダー


久しぶりの静寂に包まれる時間を堪能しました。
奄美はやはり南国。
見える景色、植物も新鮮で!


マングローブにクワズイモ、ハイビスカスもまだ咲いていました。
旅の余韻もそこそこに東京へ帰宅。

facebookのウォールに流れてきた「塩害」という文字。
京成線が「塩害」でかなりの時間ストップしていましたよね。
 
塩害(えんがい)は、塩分に起因する植物や各種建築物・構造物への害の総称である。 海沿いの地域では海水に含まれる塩分により種々の塩害が生じる。 塩分を含んだ潮風が吹き付けることや、海水が沿岸の河川・土壌内に侵入することなどによる弊害がある。

とされていますが、今回は海沿いではない地域でもかなりの広範囲で塩害が見られているようです。

水やり当番さんからは「お庭は大丈夫だったよ」と報告を受けていましたが。
お庭の植物たちが、若干茶色くなっているような…
紅葉かな?塩害かな?と、少し不安になってしまいました。

植物の葉に塩分が多く含まれた雨水が付着すると紅葉のように茶色く変色します。
土に浸透してしまうと、植物が通常吸っている水分と浸透圧が異なり、お水が吸えなくなってしまう可能性も。

変色した葉っぱはもちろん、元には戻りません。
台風の後は、なるべく早く葉に水をかけて、塩分を落とす。
土に染み込んだ塩分は…除塩がかなり難しそうなので、台風の時は可能な限り鉢植えは雨に当てない!
が、一番有効なようです。

とてもわかりやすい記事がありましたのでご参考まで↓
農地で塩害が発生するメカニズムと除塩の有効性、具体的な方法


海沿いの家では、痛みが激しく、車なんかも錆びやすいのはよくご存知かと思います。
いつか、海の近くに家が欲しい!
なんて思いもあったのですが、ガーデナーにとってはかなり難しい選択になりますね。



そうか、そうか。
南国で見る植物たちは、塩害に強い子たち。
各地で見られるそれぞれの風景には、そこにあった植物が存在していますが。
近年の気象の影響で、関東は亜熱帯のようなものと聞きました。

私たちは、どんな風に植物に寄り添って生きていったらいいのかな。
そんなことを考えつつ、庭仕事をする三連休です。

みなさまも、穏やかなるホリデーをお過ごしくださいませ。


 
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この記事のライター

古長谷 莉花
古長谷 莉花

古長谷 莉花 konagaya rika
ブランドプロデューサー / マーケッター
1986年静岡生まれ。幼少期よりガーデニング好きの母の影響で生け花・フラワーアレンジメントなどを通し、植物と触れ合って育つ。
大学で建築を学んだ後就職し、インテリアデザイナー、広報、新規事業の立ち上げなどに携わる。
プラントハンター西畠清順氏との共同ブランド『花園樹斎』ブランドマネージャーとしてブラン ド立上げを行い、
植物の世界に改めて惹かれる。
2016年に独立し、現在ブランドプロデューサー / マーケッターとして東京を拠点に活動。
植物のための陶器達【花と宝石】を主宰。

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