梅木 あゆみ 梅木 あゆみ 2019/05/25

北国のコテージガーデンから[21]

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4月|育てる園芸店

 


こんにちは。梅木あゆみでございます。



△ オープンの頃は白鳥の旅立ちと重なる。毎年、自分と白鳥にエールを送る。

 

■ 北国の園芸シーズンがスタート


北国の園芸シーズンスタートは4月です。
4月の北海道はさまざまで、札幌のように雪がすっかりなくなっているところもあれば、ここ月形のようにたんまり雪が残っているところもあり。
気温だけでは語れないのが、雪国の気候なのです。



△ 雪が残るコテージガーデン。スタッフで休憩中の様子。


園芸店もざっくり分けて、二通りあります。
一つは切り花や室内グリーンの店も合わせて経営しているところ。
札幌などの商業エリアなどで、比較的小さな店が多くみられます。
そしてもう一つが「コテージガーデン」のような比較的面積の大きな専門店。
造園と併設している会社も多く、4月のどこかの日にちを決めて、晴れて屋外売店がオープンとなります。



△ 看板もきれいに塗り直しました。


△ 届いた新鮮な苗。


△ オープニングセール用のハンギングバスケット。


△ オープニングセール用の寄せ植え。今年は200個をつくりました。


「コテージガーデン」は造園部門も併設された後者の園芸店。
4月はひたすら開店に向けた準備が仕事になります。
店の掃除、レイアウトを変えてみたり、修理したり、ペンキを塗ったり。
1、2月に注文していた雑貨が次々と入荷し、その点検と値段づけ。
暖地とは季節差があるため、待ちきれない植物が入荷し、その値段づけと検品。
外に出したり、中に入れたりと大わらわ。
ようやく雪解けの中から出てきた植物を掃除したり、ラベルを確認したり。
お客様へのお手紙を出したり、連絡をしたり。
オープンの日には毎回並べている寄せ植えを、山ほどつくったり。


△ 並んだ皆さん。ありがたい!


さて、こうして迎えるオープンの日。
今年はなんと100人近くのお客さまが並んでくださいました。
「オープンに並んでもらえる店」っというのが、実は私のひそかな目標。

この平成から令和に変わる節目の、特別な今年の開店日は、多くの皆さんに並んでいただきました。
まさに園芸店冥利につきる今年のオープンの日。



△ 出荷待ちのレタス苗。



△ バージニアストック。

 

■ 「育てる」が入るとやりがいが


 植物を扱う仕事は本当に大変だけど、ものすごくやりがいがあります。
仕入れて売るというだけでなく、そこに育てるという過程が入るところに、やりがいがあるのです。
小さなポット苗でも手を入れ、はさみを入れ、肥料を施す。
こうやって地味な作業を繰り返しますが、気がつけば植物はちゃんと結果を出してくれるのです。
愛おしい植物たち。



△ 開店直前の店内の様子。新入荷の商品がぎっしり。



私はどこで修業したとか、勉強したという経験がありません。
最初は、すべての植物に名前があるということにまず驚き、土さえあれば何でも育つとさえ思っていたくらいでした。
そんな私ですが、いろいろな方に話を聞いて経験し、植物を育てるという喜びを味わうにつれ、植物を覚えていくことができました。


△ 開店直前にカンパーイ! そして何故か横山直樹さんもいる!


忘れてはならない植物を育てる心。
仕入れて売るだけの園芸店ではないところを目指した「コテージガーデン」。
私はそんな仕事を誇りに思います。
園芸の仕事。 すごく素敵です。


 

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この記事のライター

梅木 あゆみ
梅木 あゆみ

1995年月形町で生産直販店「コテージガーデン」を主婦から起業。現在は年間を通し2000品種以上の植物苗を生産し、札幌市百合が原公園ガーデンショップの売店も経営する。ノーザンホースパークK’s Garden、滝野公園、層雲峡温泉、個人庭園などの、企画、設計、工事、管理などを行う。「オープンガーデンof北海道」を発行するブレインズ種まく私たちのメンバー。2009年度北海道「輝く女性のチャレンジ賞」2010年度内閣府「女性のチャレンジ賞」受賞。日本ハンギングバスケット協会公認講師。三男一女の母。

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