植物生活編集部 植物生活編集部 2019/08/20

ローラン流 季節の花あそび vol.4 サラセニアを主役に、ナチュラルシックに

人気フランス人フラワーデザイナー、ローラン・ボーニッシュさんによる、旬の花や植物素材を使ったブーケとアレンジメントの提案。
洗練された花合わせ、色使いのアイデアをお伝えします。
 

vol.4 サラセニアを主役に、ナチュラルシックに



 

北アメリカ原産の食中植物サラセニア。筒状になった葉が特徴的で、観葉植物として根強いファンを持っています。

葉の模様のバリエーションの豊かさや形のおもしろさから、最近では切り花としても人気です。
私も好きな花材のひとつです。

今回は、濃いピンクが艶やかで美しいサラセニアに市場で一目惚れ。
その色と形をどう魅力的に見せようか、と発想を広げたアレンジメントを紹介します。


横長のデザインにすることで、サラセニアの色とラインを強調。
器の周囲には、コルクの材料になるコルクガシの樹皮を貼りました。

コルクガシは、色と手触りに惹かれて選んだ素材です。
どこか野生的で生命力を感じさせるサラセニアの雰囲気に合うと考え、使用しました。



コルクガシは高さを揃えず、凹凸をつけながらグルーガンで貼り付けることが、ナチュラル感を演出するポイントです。



サラセニアはピンクをメインに、白、緑など数種類を合わせています。
ピンクの色を強調するために形の似たカラーも混ぜ、ピンクから色をつなげた花材を合わせました。

横から見たときに、上部はピンク、中間部はグリーン、下部はブラウンという色彩構成になるように、段差をつけて配置していきます。

動きを出すために加えたパンパスグラスの曲線が、デザインにやわらかさをプラスします。



flower&green

サラセニア数種、カラー、カンパニュラ、モナルダ、アストランチア、ワレモコウ、ゼラニウム、タイム、オレガノ、オダマキ、パンパスグラス、枯葉、コルクガシの樹皮

撮影/山家 学 取材/植物生活編集部


ローラン・ボーニッシュさんの世界観を存分に堪能したい!

自身初の作品集『Jeux de fleurs』もごらんください。





 

プロフィール
Laurent Borniche(ローラン・ボーニッシュ)
フラワーデザイナー、Laurent.B Bouquetier 代表。
フランス・パリ郊外、ブーローニュの森に隣接する高級住宅地ヌイイ市の花店の4代目。エコール・デ・フルーリスト・ドゥ・パリ卒業後、パリの老舗花店等で研鑽を積み、母校派遣講師として1998年に来日。2014年、東京・田園調布にデザインアトリエ「Laurent.B Bouquetier( ローラン・べー・ブーケティエ)」を設立。著書に『ローラン・ボーニッシュのブーケレッスン new edition』『ローラン・ボーニッシュのフレンチスタイルの花贈り』『Jeux de fleurs』(以上誠文堂新光社刊)がある。
https://www.laurentb-bouquetier.com/


(c)Kenji Kusakabe

植物生活ストアもご覧ください!


 

公式LINE@登録で、植物生活オリジナルのスマホ用壁紙をプレゼント!

  • すてき 0
  • クリップ
  • 埋め込み

この記事をシェアするには埋め込みコードをコピーしてSNSやブログに貼り付けてください。

この記事のライター

植物生活編集部
植物生活編集部

「植物生活」とは花や植物を中心とした情報をお届けするメディアです。 「NOTHING BUT FLOWERS」をコンセプトに専門的な花や植物の育てかた、飾り方、フラワーアート情報、園芸情報、アレンジメント、おすすめ花屋さん情報などを発信します。

直近の記事

関連記事