水鳥るみ 水鳥るみ 2019/08/23

ウェディングストーリーズ〈vol.14〉花嫁さんと二人三脚で、夢の大舞台に挑む!/ムロマメ舎

ムロマメ舎のウェディングブーケ

ウェディングストーリーズ vol.14

新郎新婦の思いをカタチにした“世界にたったひとつ”のウェディングブーケ。それを束ねるフローリストは、どんな思いでブーケをデザインしているのでしょうか。インスピレーションの源やこだわりを取材しました。

◆◇◆

「王道よりも、ふたりらしく」
そんな理想を胸に、結婚式の準備を進めているカップルも多いはず。
人生の晴れ舞台に際し、妥協せず、理想を追求してこそ叶う夢があります。

そんな夢の請負人でありたい、と笑顔で話してくれたのは、ムロマメ舎の店主・ムロヅミエリカさん。
「どうしたら新郎新婦の希望が叶うか、とことん一緒に考える」スタイルで、これまでに唯一無二のウェディングアイテムを次々と生み出してきました。
 

相手のビジョンを聞き出し、ムロマメ舎流のアイディアをプラス


ムロヅミさんは元々、建築業界の出身。
空間づくりに興味があり、「自分の好きな空間を作って、人を楽しませたい」という思いを胸に、花屋に転身しました。

東京・戸越に店舗を構えるムロマメ舎の店内
シャビーシックでオシャレな店内には、溢れんばかりの花たち。
ムロヅミさん好みの“ちょっと妖しげな生花”や、レトロ可愛いドライフラワー、本物と見間違うほど精巧なアーティフィシャルフラワーなど、豊富な品ぞろえを誇ります。

ムロマメ舎店主のムロヅミさんがコレクションしているアンティークグッズ
結婚式を控えたカップルとは、店内で1〜3度打ち合わせし、ふたりの希望を徹底的にヒアリング。
ブーケならその場でパパっと束ねながらイメージをすり合わせたり、空間ディスプレイについて話すときは、ムロヅミさんがコレクションしているアンティークアイテムをその場に並べ、気に入ってもらえれば、そのまま貸し出すサービスも。

「どこまで一緒にできるか、チャレンジするのが面白い!」と目を輝かせるムロヅミさんに、印象に残るウェディングの事例を、ブーケを中心にいくつかご紹介いただきました。
 

ブーケデザインの要は、空間とのバランス!


ウェディングブーケをアレンジするときは、それを手にした花嫁が、式場の空間の中で最も美しく映えるように考え抜くのがムロマメ舎流。
東京・目黒雅叙園での結婚式では、日本文化の贅を尽くした豪華絢爛な空間に負けることないデザインを追求しました。

アマリリスやランを使った赤いウェディングブーケ
「スレンダーで背が高く美しい花嫁さんには、ボリュームのあるブーケが合うと感じました。和テイストも取り入れつつ、シンプルで流れるラインのドレスに映えるように。真っ赤なアマリリスやランを使って、会場に負けないくらいドラマティックなブーケに仕上げました」

グリーンにワイルドフラワーを合わせたウェディングブーケ

こちらは美容師の花嫁さん。シンプルなドレスに似合うよう、個性的でインパクトのあるブーケを主役にしたいと、お任せでオーダーをいただきました。

メインは、花嫁さんが大好きなユーカリなどのグリーン。
アンティークピンクの毛に覆われたクイーンプロテアや、特徴的な花序と果穂が魅力のバンクシアなどのワイルドフラワーが、クールなアクセントになりました。
 

ボディラインを美しく見せるテクニックとは?


結婚式では自分史上最高に、スタイル良く見せたい…そう願うのが花嫁心。
続いては、そんな願いを叶えてくれるコンパクトサイズのブーケをご紹介します。

花嫁のスタイルを良く見せる小さいめサイズのウェディングブーケ

ムロヅミさんいわく、花嫁さんの身長や体型問わず、小さめサイズのブーケには、体のラインを美しく見せる効果があるのだそう。ステム(茎)の長さや、アーティフィシャルフラワーの場合は、花の角度にもこだわって、花嫁さんひとりひとりに合わせて、最もよいバランスを探ります。

のっぺりとした印象にならないよう、ブーケは凹凸感のあるデザインに。
こちらの1.5次会用のブーケは、横から見るとアンティーク調の紫陽花がメインに見えますが…

あじさいをメインにしたラウンドブーケ
正面から見ると、こんな風に色々な花材がラウンド状にまとまり、見る角度によって違う印象を楽しむことができます。

「その他の花材は、バラや、エリンジウム、ビバーナムティナスなど。白のハイブリッドスターチスをプラスして、所々にぴょんぴょんと飛び出す動きを加えました。コンパクトながらも華やかに、ロングリボンを添えてアレンジしました」

もちろん、ブーケのサイズ感やデザインは、花嫁さんの希望が第一。

“身長は低いけど、ボリュームたっぷりのブーケをカッコよく持ちたい”
“妊娠中に挙式するけど、スタイルは良く見せたい”

そんな十人十色の花嫁の夢を、ムロマメ舎は全力で応援します!!
 

見たことのない世界を、カップルと一緒に創りたい


最後にご紹介するのは、CRAZY WEDDINGが手がける初の自社ブランド会場「IWAI OMOTESANDO」で結婚式を挙げたカップルの事例です。

オーダーを受けたのは、"植物をまとう感覚"を楽しむためのウェディングアイテム一式。
花材にはドライフラワーと、アーティフィシャルフラワーを使いました。

"植物をまとう感覚"を楽しむためのウェディングアイテム一式
「花嫁のヘッドドレスはもちろん、花婿のハットにもこだわり、植物が絡み合ったデザインに。蝶ネクタイや胸元のチーフも、葉っぱでできているんです」

ゲストとの時間を思う存分楽しんでもらいたいパーティーだからこそ、リストブーケのデザインにも工夫を凝らしました。

「食事のときに邪魔にならないよう試行錯誤しました。つなぎの部分にも、リボンやゴムなどの留め具は一切使わずに、葉材だけで植物が腕にまとわりつく感じを表現しました」

デザインにルールやパターンを設けることなく、お客様にあわせてフルオーダーメイド。
王道でなくても、前例がないオーダーにも、ムロマメ舎は常にチャレンジを続けます。

「これまでに頂いた依頼で、"無理です”と断ったことはほとんどありません。どうしたら希望が叶うか、とことん一緒に考えます。必ず答えはありますから!」

なんて力強い言葉でしょう!
自分たちらしい結婚式を模索中のカップルは、ぜひ、ムロマメ舎のドアをノックしてみてください。

ムロマメ舎店主のムロヅミエリカさん
■ショップ情報

・代表:ムロヅミエリカ  
・店舗名:ムロマメ舎
・URL:http://www.muromamesha.com/
・Instagram:https://www.instagram.com/muromamesha/
・住所:東京都品川区戸越2-4-3 1F 
・営業日時:   10:00〜18:00(木曜定休)
・ブーケの価格:25,000~
・対応地域:都内近郊・横浜(応相談)
 
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この記事のライター

水鳥るみ
水鳥るみ

都内在住のフリーランスライター。 現在は、ウェディング関係のお仕事をメインに、年間30組以上の新婚カップルをインタビューし、挙式当日のレポを執筆。 ウェディングシーンに欠かせないフラワーアレンジメントについて、そのトレンドやショップ情報を詳しくご紹介します。

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