植物生活編集部 植物生活編集部 2019/09/25

フラワーラッピングのテクニックをお花屋さんに教わりたい!「紙一枚でデザインが変わる」


押さえておきたい基本メソッド編

さまざまなラッピング方法をご紹介する前に、知っておくべきことを解説します。
プロのお花屋さんは、ラッピングをする上で、コストやデザインの工夫を考えます。

さまざまな基本的なテクニックなど、これらを理解した上でフラワーラッピングに挑むと、よりスムーズに花を包むことができます。
 

その1:デザイン性

花束を、3種類のペーパーで包みました。
ペーパーの量はあまり変わらないのに、格段に華やかで明るい雰囲気になっています。
ラッピングをおしゃれに見せるには、凝った包み方をしたり、高価なラッピングペーパーを使ったりしなくてもいいのです。


いつものラッピングに違う色や柄のペーパーを加えると、それだけでぐっとデザイン性豊かなラッピングになります。
ここでは、そのコツをごく簡単にご紹介しておきます。

 

贈り花は見栄え重視。1枚の紙がセンスを決める


ロール状のペーパーを細長くカットしたものは、1枚20~30円程度のコストです。
ただし、この1枚を挟むかどうかで、ラッピングの洗練度や華やかさはまったく違ってきます。

ラッピングを手軽におしゃれに見せるには、いつものラッピングにほんの少量、違う色や柄のペーパーを挟む。
これだけでいいのです。
いつも使っている不織布を、違う色の2枚重ねにして包むのも手軽でいい方法です。

ピンク1枚で包むところを、オレンジの上に少しずらしてピンクを重ねて巻くのです。
そこにかかるコストは数十円ですが、お客さまの表情は目に見えて変わります。
「まあ、きれい!」とばかり、ぱあっと華やぐのです。リボンを2枚重ねにする、2カ所にあしらう、といった方法も簡単ですが効果的です。
 

バリエーション


1. 青いペーパーに1枚、白い紙を挟む

【Before】
花束を青いペーパーだけで包み、淡い茶色のリボンを蝶結びにしました。
シンプルですっきりしていますが、ちょっとさびしい印象も……。



【After】
白いペーパーを1枚挟みました。ほんの少量ですが、さわやかな白と文字の柄がアクセントになって、同じ花束がちがった雰囲気になります。


2. 花の根元に、違う色のエリをつける

【Before】
花束を黄色いペーパーで包み、細長い紫のペーパーを重ねました。
リボンも二重にしたフレンチボウを巻いているので十分華やかですが……。



【After】
花の根元に、紫のペーパーを2枚重ねた飾りエリをつけると、特別感のあるゴージャスな仕上がりになります。
エリは2枚重ねのペーパーに台形の切り込みを入れ、奥からと手前からステムに差し込んでいます。


教えてくれた人
出崎 徹 Toru Idesaki
神奈川県横浜市「横浜 花日和」代表。
1972年横浜市生まれ。花の店山田商会を経て独立。
フラワーギフト、活け込み、デモンストレーションや技術指導、ラッピング講習会などで活動。
農林水産大臣賞、東京都知事賞、神奈川県知事賞、他県知事賞多数受賞。
JFTD花キューピットジャパンカップ、関東東海花フラワーデザインコンテスト、ジャパンフラワーオープン、クイーンズカップ、世田谷カップほか、多数優勝・入賞。
2019年ジャパンカップ全国大会3位。





このメソッドは、書籍「フラワーラッピング・マニュアル」に掲載されています。
この本は、時短テクニックから資材の無駄を省く技まで、40以上のテクニックがお花屋の目線で説明されています。
「用紙は自分で選ぶから……」という人も、普段お花屋さんが使っている技をマスターすれば、自分のセンス+技で最高のフラワーラッピングが完成します。ぜひ、ご覧ください。




 
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