植物生活編集部 植物生活編集部 54ヶ月前

【月のまんなか、読みたい本】10月、気になる本

植物生活編集部が読みたいと思う、新刊を中心とした今月注目の本を紹介します。


今月、最初にご紹介するのは、花現代美術家の最新作品集。


『JUNICHI KAKIZAKI METAPHOR』

現代美術家/フラワーアーティスト・柿崎順一の最新の作品集。
本書は、2019年5月下旬に長野県安曇野市の「信州花フェスタ2019」内で開催された個展、「METAPHOR | 比喩的な自然」に合わせて製作されたものです。

著者は1971年長野生まれ。
花や木などの植物や土や石など自然の素材を使ったランドアート・環境アート・メディアアートなどを写真やビデオで発表しています。
過去作から最新作まで、メタファー(比喩)というテーマに通ずる作品が掲載され、柿崎の世界観を伝える一冊。


book info
柿崎順一[著] プラス環境芸術研究所(+PEALab.)/双子のライオン堂
定価:本体7,000円+税



次にご紹介するのは、コケ、苔、LOVEな本。
 

『「コケ旅」へ行こう!』

本書が提唱するのは、コケが作り出す絶景からコケの世界を堪能する「コケ旅」。
国内のアクセスしやすい「コケ旅スポット」を、気軽なものから、少しマニアックなヘビー級まで紹介する1冊です。

各地の代表的なコケや、そこでしか見られない貴重なコケの情報も満載。
生態や観察方法についてのコラムや、神秘的なコケの美しい写真からは、コケ愛が伝わってきます。
なお、最強のコケ旅スポットとは、奥入瀬渓流、白駒の池、屋久島の森、なのだそう。


book info
産業編集センター[編著] 産業編集センター 定価:本体1,500円+税


次は、大人気のお店のインドアグリーンのアイデア。
 

『SOLSO FARM BOOK インドアグリーン』

「暮らしの中で、無理なく自然を楽しもう!」をキーワードに、インテリア、雑貨、ファッションなどを取り込んだクリエイティブなグリーンの提案で人気となり、いまやトレンドを牽引する存在となった「ソルソ」。
彼らがホームグラウンドである「ソルソファーム」名義で送り出す本は、毎日の生活空間で植物を楽しむ、インドアグリーンのガイドブック。
ソルソが勧める200種以上のインドアグリーンが掲載されるほか、ディスプレーアイデアなども必見です。


book info
SOLSO FARM[著] 小学館 定価:本体2,000円+税


最後は、ハンドメイド好きのガイドになりそうな本。

 

 『「ドライフラワーの名前」300がよくわかる図鑑』 

クラフト感覚であつかえるドライ素材は、植物好きはもとより、ハンドメイド好きにとっても身近なものとなってきています。
資材店にズラリと並ぶドライ素材の豊富さに、驚いたことがある人もいるのでは。
ただ「この花よく見かけるけど、名前はなに?」「どんな特徴の花なの?」という疑問もあると思います。

本書では、約300種のドライフラワーについて、色、花期、採取の時期、栽培できる品種かどうか、入手方法、自宅でドライフラワーにできるのか、ドライにするときのおすすめの方法などを表記しています。

ライトな内容なので、ハンドメイド素材に使うことが多い人におすすめです。


book info
主婦と生活社[編] 主婦と生活社 定価:本体1,600円+税



 
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