植物生活編集部 植物生活編集部 2020/01/18

ローラン流 季節の花あそび vol.9 ダリアを使ったボルドーカラーのアレンジメント

人気フランス人フラワーデザイナー、ローラン・ボーニッシュさんによる、旬の花や植物素材を使ったブーケとアレンジメントの提案。
洗練された花合わせ、色使いのアイデアをお伝えします。



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vol.9 ダリアを使ったボルドーカラーのアレンジメント



 

花色のバリエーション豊富なダリアの中から、シックな色みの品種を使ったアレンジメントを紹介します。
黒に近い赤色のボルドーカラーのダリアは、艶やかで高貴なイメージから人気があり、男性にも好まれる花です。
今回は、動きのある花びらの形が華やかで、ブラックダリアとも呼ばれる大輪の‘黒蝶’と、
ボールのような形に愛らしさもただよう、中輪の‘なまはげノワール’を主役に選びました。


これらのダリアに合わせたのは、木の幹のように太いフジの蔓。
知り合いが所有する栃木県那須の山の中で採取したもので、その自然な姿と樹皮の美しさに惹かれ、インスピレーションが湧きました。
どこか凛とした力強さのあるボルドーカラーのダリアの個性を引き立てると考え、副花材に使用しています。




フジの蔓は、器にセットしたフローラルフォームの上にネジでしっかりと固定。
ダリアは、蔓の高さに合わせて高低差をつけて配置し、茎も含めた植物としての美しさを見せます。
色の調和から選んだベニバスモモは葉を間引いて挿し、枯れた雰囲気を演出。
アクセントとしてグリーンの花材を少量入れて、みずみずしさを加えました。

花器は市販品にペンキを塗り重ねてリメイク。フジの蔓の色にリンクさせました。
自然テイストの花器ではなく、あえてデコラティブなデザインを選ぶことで、
アレンジメントに都会的なニュアンスが加わり、室内装飾としてフィットしやすくなります。



flower&green

ダリア(黒蝶、なまはげノワール)、フジの蔓、ベニバスモモ、チョウジソウ、ユーフォルビア、リシマキア、ハゼラン、パニカム、アストランチア、ワレモコウ

撮影/山家 学 取材/植物生活編集部



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プロフィール
Laurent Borniche(ローラン・ボーニッシュ)
フラワーデザイナー、Laurent.B Bouquetier 代表。
フランス・パリ郊外、ブーローニュの森に隣接する高級住宅地ヌイイ市の花店の4代目。エコール・デ・フルーリスト・ドゥ・パリ卒業後、パリの老舗花店等で研鑽を積み、母校派遣講師として1998年に来日。2014年、東京・田園調布にデザインアトリエ「Laurent.B Bouquetier( ローラン・べー・ブーケティエ)」を設立。著書に『ローラン・ボーニッシュのブーケレッスン new edition』『ローラン・ボーニッシュのフレンチスタイルの花贈り』『Jeux de fleurs』(以上誠文堂新光社刊)がある。
https://www.laurentb-bouquetier.com/


(c)Kenji Kusakabe

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