植物生活編集部 植物生活編集部 1週間前

ローラン流 季節の花あそび vol.18 色で遊ぶヒマワリのアレンジメント

人気フランス人フラワーデザイナー、ローラン・ボーニッシュさんによる、旬の花や植物素材を使ったブーケとアレンジメントの提案。
洗練された花合わせ、色使いのアイデアをお伝えします。


これまでの連載はこちら



 

vol.18 色で遊ぶヒマワリのアレンジメント

 


ヒマワリといえば、鮮やかな黄色やオレンジが定番カラーですが、最近は品種改良が進み、さまざまな色みが出回るようになりました。
今回は、夏の終わりにみつけた個性的な花色のヒマワリを使ったアレンジメントです。




選んだ2種類のヒマワリは、‘プロカットプラム’と‘クラレット’。
‘プロカットプラム’は、その名の通りプラムとクリーム色の2色の花弁が美しく、‘クラレット’は、茶色がかった深いオレンジ色がシックな印象です。

合わせる副花材は最小限にとどめ、フローラルフォームを隠すためのグリーンも枯れ葉にするなど、ヒマワリの色の雰囲気に合わせた秋っぽいニュアンスのものを合わせました。

ドライになったカシワバアジサイは、vol.16 部屋の中に森を アジサイのデコレーションに使ったものです。


ヒマワリは、茎の長さを生かしてデザインする場合もありますが、今回は花の色と形を強調するために短くカット。

花器は底が浅く面積の広いバスケットをセレクトし、フローラルフォームの上に枯葉を散らし、高さを抑えて花材を挿していきます。

ヒマワリは‘プロカットプラム’がメインで、‘クラレット’はアクセントの役割。
色のグラデーションを意識しながら配置し、花の顔をあちらこちらに向かせるようにすることでリズムが生まれ、見る人の興味をくすぐります。

蕾を少し高いところに入れて、表情を出しました。
夏の終わりと秋のはじまりを融合させたアレンジメントです。





 

flower&green
ヒマワリ(プロカットプラム、クラレット)、アストランチア、カシワバアジサイ(ドライ)、ベゴニア(葉)

撮影/山家 学 取材/植物生活編集部

ローラン・ボーニッシュさんの世界観を存分に堪能したい!

ローラン・ボーニッシュさんプロデュース!2021年フレンチスタイルカレンダーが今年も発売開始。
植物生活ストアにて!




 

自身初の作品集『Jeux de fleurs』もごらんください。





プロフィール
Laurent Borniche(ローラン・ボーニッシュ)
フラワーデザイナー、Laurent.B Bouquetier 代表。
フランス・パリ郊外、ブーローニュの森に隣接する高級住宅地ヌイイ市の花店の4代目。エコール・デ・フルーリスト・ドゥ・パリ卒業後、パリの老舗花店等で研鑽を積み、母校派遣講師として1998年に来日。2014年、東京・田園調布にデザインアトリエ「Laurent.B Bouquetier( ローラン・べー・ブーケティエ)」を設立。著書に『ローラン・ボーニッシュのブーケレッスン new edition』『ローラン・ボーニッシュのフレンチスタイルの花贈り』『Jeux de fleurs』(以上誠文堂新光社刊)がある。
https://www.laurentb-bouquetier.com/


(c)Kenji Kusakabe

植物生活ストアもご覧ください!

  • すてき 0
  • クリップ
  • 埋め込み

この記事をシェアするには埋め込みコードをコピーしてSNSやブログに貼り付けてください。

この記事のライター

植物生活編集部
植物生活編集部

「植物生活」とは花や植物を中心とした情報をお届けするメディアです。 「NOTHING BUT FLOWERS」をコンセプトに専門的な花や植物の育てかた、飾り方、フラワーアート情報、園芸情報、アレンジメント、おすすめ花屋さん情報などを発信します。

直近の記事

関連記事