「いいマムの日フォトコンテスト」受賞 VOICE OF PLANTSさんインタビュー

色とりどりのマムの重なり
植物生活では、ジャパンフラワードリームと共催して「11/06 いいマムの日」フラワーコンペティションを開催いたしました。
優秀賞受賞作品をご紹介しています。
こちらはVOICE OF PLANTSさんの作品。
短くカットしたマムをガラスの器に浮かべたデザイン。
白、ピンク、黄色、グリーンと色とりどりのマムの重なりが素敵な作品です。
マムは花だけでもデザインができることを体現していて、手軽に日々の花の楽しみの参考にもなりそうですね。
いいマムの日フォトコンテストの受賞の感想は?
「今回、選んでいただけたことを大変嬉しく思います。
実は私はこのコンテストに3点の作品を応募しました。
他の2点はブーケとリースでもっと『作品らしい』デザインだったのですが、選ばれたのは、マムを無造作に水に浮かべたこちらの作品でした。
そのことに自分で少し笑ってしまったのですが、写真を撮りながら『これが一番キレイ!』と思ったのも事実です。
本当に美しいものは手を加えずともそのままで美しいと再認識しました。」
この作品で工夫したところはありますか?
「花の色の並びと高低差、花の向きの微調整、写真の背景の色、光の当たり方、作品を撮るレンズの角度です。
『マムの作品』と聞いて、洋花アレンジメントの手法を使いながらも、どこか日本の着物の柄を彷彿とさせるような作品にしたいとイメージしていました。
和を感じる色合いを意識して使用するマムの品種を選びました。」
使用したマムの種類は?
ピンポンマム(シベリア、ポンポンオレンジ)
スプレーマム(マイクロポンポンオレンジ、スポティファイ、マラーマサニー、アビー)
マムの魅力などはどんなところですか?
「私が住む町では市の花が菊です。
秋には盛大な菊花展が行われたり、菊人形で有名だった遊園地があったりと、長年菊には親しんできました。
菊の花の精巧なつくりや花びらの緻密な重なりを見ると、とても日本らしい花だと思います。
1本の茎から樹木のように森のように無数の花をつけることも可能な生命力も感じます。
菊の奥の深い美しさを持ったまま、『マム』に進化すると華やかさや洋花材との融合性も持ち合わせているので、色々なアレンジメントに使ってみたいと思いました。
今回、フォトコンテストに合わせて、JFDさんのマムで花材を準備しましたが、驚くほど花もちはよかったです。」
これから、マムで挑戦してみたい作品は?
「バラやダリアなどの洋花と組み合わせてブーケを作ってみたいです。」
VOICE OF PLANTSさんありがとうございました。
これからも、植物生活での投稿を楽しみにしております。
VOICE OF PLANTSさんの植物生活の投稿はこちら
撮影で使っている機材
iPhone11
撮影環境
自然光。午前中のすりガラス越しの光です。ジャパンフラワードリームのマムはこちらから。ネットショップで購入もできます。
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この記事のライター
植物生活編集部
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