植物生活編集部 植物生活編集部 35ヶ月前

WEEKEND FLOWER【5月ダウンロード】「素敵な週末」のための花



たとえば、ウィークエンドのテーブルに、花が一輪あるだけで、会話がはずんだり、笑顔が増えたり、心がホッとしたり・・・
季節の花々が、いつか家族の大切な思い出になるかもしれません。
ウィークエンドに家に飾る花を選ぶ、それはなんだか、心浮き立つ “日常の素敵”。
「WEEKEND FLOWER」で ”ていねいな暮らし“がはじまります。

 

5月のWEEKEND FLOWERテーマ

新緑の季節、薫る風をテーブルに呼びこんで
初夏の花々で愛や感謝を伝えましょう



バラ
カーネーション
アストランチア
アスチルベ
フラワーレシピのダウンロード
フラワーレシピの使い方

   

01 バラ







5月は1年の中でバラの出回りが一番多いばかりでなく、種類も豊富なうえに品質も良好。芳香にも富み、バラを楽しむのには最高の季節です。
この時期ならではの一季咲きのガーデンローズを切花で楽しむこともできます。
また、各地のバラ園でも見頃の時期を迎えますので、足を運んでお気に入りのバラを探すのもいいものですね。
この時期にぜひおすすめしたいバラは、普段はなかなか手に入らないバラたちを探す楽しみです。
通常期は品薄で入手しにくいバラでも、旬のこの時期なら出回り量が増えて、手に入れやすくなる品種がたくさんあります。
憧れだったあのバラに手が届くチャンスがあるのがこの時期です。


花選びのポイント ~プロはここを見る~

花首がしっかりしていて、つぼみがほころんだ花を選びましょう。
 

花ケアのポイント ~お花屋さん必見~

水揚げは湯揚げがおすすめです。
水揚げ促進剤の効果も高いです。
葉は黄化しやすいので、BA系のミストをかけるとよいでしょう。
店頭でも切花栄養剤を使うと消費者の鑑賞日数が伸びます。



 

02 カーネーション






 

世界の切り花3大品目のひとつであるカーネーションは、古代ギリシャ時代から長い歴史とともに進化してきた花で、現在ではさまざまなシーンで多用され、母の日の花としてよく知られています。
現代の品種群は、日持ち性に優れ、花色花型に富み、花選びする楽しさもあって、季節を問わず人気を集めています。
花の世界におけるカラーリングのマジシャンとも呼ぶべきでしょうか。
最近の母の日用ギフトでは、定番の赤やピンクのほかに、シックなピンクやインスタ映えするバイカラー品種などが人気になっています。
意外と知られていないこととして、カーネーションの香りはワインの味つけにも利用されるほどで、品種によっては甘いクローブ調の穏やかな香りを楽しむことができます。
 

花選びのポイント ~プロはここを見る~

茎が太くてしっかりしたもの、花弁に痛みのないものを選びましょう。
 

花ケアのポイント ~お花屋さん必見~

産地での前処理(STS処理)が必須の花ですが、花店としてもエチレンの影響を意識して取り扱いましょう。
切花栄養剤の効果が高い花なので、お店での陳列時から使用すると消費者での花持ちがグンとよくなります。
スプレーカーネーションは咲かないと思われる硬いつぼみは水揚げ時に取りましょう。
そうすることで咲いている花の日持ちがよくなります。咲くか咲かないか迷ったときは、軽くつぼみをつぶしてみて、固ければ咲きますが、簡単につぶれるつぼみは咲きません。




 

03 アストランチア






アンティーク調の小さな星形の花がたくさんつき、野の花らしいナチュラルな草姿が美しいアストランチア。
日本では、主に高冷地で栽培されており、初夏に最盛期を迎えます。
最近では、アフリカ産の輸入もさかんに行なわれ、一年中入手が可能になったことから、草花類の代表花としてさまざまな用途で用いられています。
また、ドライフラワーにもなることから新たな需要も生まれ人気の花になっています。
 

花選びのポイント ~プロはここを見る~

花老けのないもの、茎、葉の色があせていない鮮度のよいもの選びましょう。


花ケアのポイント ~お花屋さん必見~

水揚げは空切りした後に10秒程度湯揚げます。水揚げ促進剤を使用し
ても効果があります。花店用の切花栄養剤を使用することで、消費者での日持ちが伸びます。




 

04 アスチルベ






初夏の日本の野山を彩る山野草アワモリショウマ。
それらをもとに品種改良されたのが現代のアスチルベで、ふわふわとしたソフトな花姿が印象的な花です。
日本では、今まさに季咲きのシーズンを迎え、6月にかけて最盛期が続きます。
それ以降も出回りは一年中あって、国産の少ない秋から春にかけては、オランダからの輸入品も出回ります。
最近では、このアスチルベを染色した商品が人気で、特にユメカワカラーの水色などのペールトーンを軸とした色みとふわふわ感が相まって独特の世界観を作り上げ、人気を集めています。
 

花選びのポイント ~プロはここを見る~

花老けのない鮮度のよいものを選びましょう。
 

花ケアのポイント ~お花屋さん必見~

在来種は水上りが悪く、しかも水下がりが早かったのですが、品種改良された最近のアスチルベは水上りも日持ちもよくなりました。
ですが、しっかりとした水揚げと品質管理で日持ちはさらに伸びます。
水揚げは空切りした後10秒程度湯揚げするか、水揚げ促進剤に1秒程度つけてから必ず切花栄養剤に生けます。
アスチルベは糖の消費が多い花なので、切花栄養剤は必須と考えましょう。
15℃から20℃くらいのキーパーで管理するのが理想です。



フラワーアレンジ・スタイリング、フラワーレシピ/小川典子(一般社団法人花の国日本協議会)、小林礼(la neige)

取材協力/薄木健友(フルーロン花佳)、宍戸 純(株式会社大田花き)、藤井 大(株式会社京橋花卉)

花持ちに関する情報提供協力/クリザール・ジャパン株式会社、パレス化学株式会社、Floralife


 

Download

お客様向け店頭ツールが、無料でダウンロードできます。
大きさは3種類。
 

四つ切りタイプ 1/4サイズ



ダウンロード(PDF)

コンパクトで場所を取らない四つ切りの配布ツールです。花束につけるギフトカードにもぴったり。
 

二つ切りタイプ 1/2サイズ



ダウンロード(PDF)

2等分に切って使える二つ切りタイプです。小さなノートサイズの配布ツールに使えます。


ノーカットタイプ A4サイズ



ダウンロード(PDF)

A4サイズの紙、もしくは縮尺して、B5などの用紙に印刷すればカット不要で使える便利なツールです。大きく印刷すればお店の壁に貼って、POP代わりにも活躍します。


写真はサンプルです


花を長く楽しむ方法や、飾り方、花材の合わせ方など、アレンジの情報が1枚のシートにまとめられています。ダウンロードも、使用も、完全無料です。
プリントアウトして配るもよし。POPにもよし。大きさは、1/4サイズと、1/2サイズと、1枚サイズの3パターン。お店で使いやすい大きさを選んでダウンロードしてみては?




紙に印刷してハガキサイズにカットすれば配布用ツールに。



大きいサイズを印刷してパネルに貼れば店頭ポップに。



硬めの紙に印刷すれば、花束につけるカードに。
1つのファイルに、今回紹介した4つのレシピが入っています。

「WEEKEND FLOWER」という“コトの提案”を言葉から新たな文化の創造へ

「WEEKEND FLOWER」は、“WEEKEND(ウィークエンド)”という言葉が持つ、ワクワク感、家族や自分へのご褒美感を大切にしながら、花と過ごす心豊かな週末のひとときが「きっかけ」となり、ご自宅に花を飾る習慣が日本にも根付いてほしい、四季のうつろいと共に暮らす文化を再び甦らせたい、と考えています。
季節の花を飾る“日常の素敵”=WEEKEND FLOWER

を花店から発信し年間52週の商品や売り方の提案に変化を持たせてみませんか?

WEEKEND FLOWER公式HP

http://www.floweringjapan.com/weekendflower/


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この記事のライター

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「植物生活」とは花や植物を中心とした情報をお届けするメディアです。 「NOTHING BUT FLOWERS」をコンセプトに専門的な花や植物の育てかた、飾り方、フラワーアート情報、園芸情報、アレンジメント、おすすめ花屋さん情報などを発信します。

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