植物生活編集部 植物生活編集部 2021/12/13

ローラン流 季節の花あそび vol.32 Chemin de table pour le dinner de Noël |ノエルのディナーテーブル 花の小道 

人気フランス人フラワーデザイナー、ローラン・ボーニッシュさんによる、旬の花や植物素材を使ったブーケとアレンジメントの提案。
洗練された花合わせ、色使いのアイデアをお伝えします。


これまでの連載はこちら



 

vol.32 Chemin de table pour le dinner de Noël |ノエルのディナーテーブル 花の小道




今回は、贅沢で夢のあるクリスマスデコレーションを紹介します。
フランスの田舎の家で過ごす週末のディナータイムをイメージし、テーブルを飾りました。




実際に食事をするテーブルというよりは、イメージで仕上げた装飾です。

使用したのは、たっぷりの4種類のエバーグリーン(常緑樹)。
ここにクリスマスカラーを意識して選んだ複色のダリア‘影法師’を合わせて華やかさを演出。

ダリアから色をリンクさせた香りのよいピンクのバラと、クリスマスには欠かせない実ものとしてバラの実をセレクトしています。





テーブルの上にジグザグにレイアウトしたフローラルフォームに、最初にモミを配置。
ヒムロスギ、2種類のコニファーの順にエバーグリーンをアレンジし、土台を作ります。

直線で構成するとカチッと人工的な印象になるため、あえて変化をつけました。
ヒムロスギとコニファーは、少し立ち上がるように動きをつけて挿すと、異なるグリーンの色や質感が際立ちます。

ここにダリアとバラをグルーピングで挿し、色をつなぐためのピンクがかった紫のアジサイと、バラの実を入れます。




エバーグリーンとバラの実だけでも十分に美しいのですが、生花が入るとパッと明るい印象に。

エバーグリーンの中に、形と質感の異なるゼラニウムの葉を混ぜると、柔らかさが加わりメリハリが出せます。




空いているところにマツカサを置き、周囲には、アンティークの器に盛った赤いフルーツを並べます。

キャンドルは扱いやすく安全なLEDキャンドルを使用。
高さや種類の異なるものを組み合わせて高低差をつけ、立体感を出しました。

幻想的でロマンチックな森を思わせるデコレーションです。







flower&green
花材/モミ、ヒムロスギ、コニファー(ブルーバード、ブルーアイス)、ダリア‘影法師’、バラ‘モナムール’、アジサイ、バラの実、ゼラニウム、マツカサ、ザクロやイチゴなどの赤いフルーツ


撮影/山家 学 取材/植物生活編集部


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プロフィール
Laurent Borniche(ローラン・ボーニッシュ)
フラワーデザイナー、Laurent.B Bouquetier 代表。
フランス・パリ郊外、ブーローニュの森に隣接する高級住宅地ヌイイ市の花店の4代目。エコール・デ・フルーリスト・ドゥ・パリ卒業後、パリの老舗花店等で研鑽を積み、母校派遣講師として1998年に来日。2014年、東京・田園調布にデザインアトリエ「Laurent.B Bouquetier( ローラン・べー・ブーケティエ)」を設立。著書に『ローラン・ボーニッシュのブーケレッスン new edition』『ローラン・ボーニッシュのフレンチスタイルの花贈り』『Jeux de fleurs』(以上誠文堂新光社刊)がある。
https://www.laurentb-bouquetier.com/


(c)Kenji Kusakabe
 

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