植物を絡めてつくる、優しいリースの作り方アイデア
優しいリースづくり
季節の美しさ、植物の力強さを閉じ込めた
実ものの蔓をたくさん絡めて、リースに仕上げました。
淡い紫、水色、黄緑、黒など、実の持つ色合いに時の移ろいを感じます。
ただ絡めるだけ、ナチュラルな素材の魅力を引き出すように。
01
ノブドウの蔓やコクサギの枝を輪にする。つなぎめをワイヤーで巻き留める。
02
それを土台にして、どんどん蔓を絡めていく。ここからはワイヤーは不要。
03
蔓を絡めた様子。蔓と蔓の間に縫うように絡めていけばきちんと固定される。
04
ムラサキシキブは適度な長さに切って、後から加える。輪の流れに沿って。
05
全体に散らすようにムラサキシキブの明るい紫が入ると、色に弾みが出る。
06
コクサギも実のところを見せるために、短く切って差し込んでいく。
07
完成。思うままに植物を絡ませて作る自然のリース。
置いても、掛けても。
重なり合う枝と蔓の層、その合間から見える実の宝石たち。
どうしてこんなにもきれいな色に染まるのか、色調に見惚れる佇まいは秋ならではの装い。
素材の姿を生かしたシンプルリースは、このままドライになっても魅力的。
text & photo 月刊フローリスト 撮影/野村正治
教えてくれた人
谷 匡子 masako tani
1986年アトリエ ドゥセを設立。挿花家として活動中。
アトリエ:ドゥセ
http://www.tanimasako.com/
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この記事のライター
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