植物生活編集部 植物生活編集部 2017/04/07

花束を作る前に。まず知っておきたい基礎知識

花の下準備を、覚えたい!

花束をつくるとき、
もっとも大切なのがこの下準備です。
花を用意したらまず「水揚げ」(みずあげ)という作業をします。
これは花が水をよりよく吸うための下ごしらえで、
するのとしないのでは花の持ちは雲泥の差。
花屋さんで行う複雑な方法もありますが、
ここでは基本的な手法をピックアップしました。
下葉の処理、切り分けも花束を作る前にしておきましょう。

切り戻し(きりもどし)


 
茎を斜めに切ることで吸水する面を増やし、水をよく吸うようにします。
切れ味のいいハサミ、できれば切り花専用のハサミを使いましょう。
切れ味の悪いハサミだと茎の組織が潰れ、
かえって水を吸いにくくなってしまうので気を付けましょう。
 
 

水切り(みずぎり)


 
水の中で切り戻しを行うことをいいます。
水中で切ることにより水圧で茎が水を吸い上げるのを促すので、
なるべく水が深いところで茎を切るのがポイント。
水に浸かる部分の葉は、事前に極力取り除いておくと作業が楽になります。
 
 

深水(ふかみず)


 
切り戻しや水切りをした花を新聞紙などの紙で
花の頭が見えなくなるくらいまで包み、
たっぷり冷水の入ったバケツなどに入れておきましょう。
約2 時間、日光と風が直接当たらない冷暗所に置いておくと、
花がシャキっとします。
 
 

湯揚げ(ゆあげ)


 
水揚げをお湯で行うことです。
沸かしたお湯に茎を10秒から20秒ほどつけ、
その後すぐに深水を行います。
湯気が花に直接当たって傷まないように紙を巻いて
しっかり保護しましょう。
線の細い草花系には特に効果的な手法です。
 
 

下葉の処理(したばのしょり)




 
花束の結束部分(紐で結ぶ部分)より下にくる葉を、
花束を組む前にすべてきれいに取り除いておきましょう。
結束部分より下は花瓶に入れられるとき、水に浸かることが多くなりますが、
水に長時間葉を浸けておくと葉が腐りやすくなり飾る状態にも影響するので、
確実に実行したい大切な処理のひとつです。
 
 

切り分け(きりわけ)




 
たくさん枝分かれしたスプレータイプの花は、
切り分けることで使いやすさが格段にアップします。
基本は枝分かれしている分岐点で切り分けますが、
切り分けたパーツをより長く使いたい場合は上の写真のように、
太い茎を残しながら分岐点で切ると長く使うことができます。
花束の大きさに応じて切り分けましょう。
 
 

覚えましたか?さあ、花を買いに行きましょう!

text & photo 月刊フローリスト

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