麗しのフレンチスタイル・ブーケ
日々の暮らしにさりげなく淡く漂うパリの香り
様々なフローリストが作り上げる
フレンチスタイル・ブーケをご紹介する企画第2弾。
今回は、本場パリで学び感性を磨いた
フローリスト向井真由美さんが作りあげた
フレンチスタイルのブーケをご紹介いたします。
Flower & Green
○ ライラック(ホーステンシュタイン、ラベンダー)
○ ホルデューム・ジュバタム
○ グレープアイビー
泡のような小さな花を鈴なりに咲かせるライラックは、
姿だけでなく香りでも楽しませてくれる春の花。
その淡くまろやかな2種類の紫を主役に、
しっとりとしたブーケを束ねました。
合わせるグリーンもブーケのイメージに沿って深い色みのものを選択。
みずみずしく美しい姿は、
シンプルなピッチャーにラフに生けるだけでも
空間に極上の潤いを与えてくれます。
特別なおもてなしはもちろん、毎日の暮らしにも似合うスタイルです。
甘すぎず、渋すぎず ピンクをナチュラルに
Flower & Green
○ スカビオサ ‘イチゴミルク’
○ ビバーナム・スノーボール
○ ホワイトレースフラワー ‘グリーンミスト’
○ ナズナ
グリーンを多く使い、その中にやや控えめにピンクをあしらうことで、
ラブリーになりがちなピンクをナチュラルテイストに仕上げました。
初夏を思わせるビバーナム・スノーボールの鮮やかなグリーンと、
これから咲きゆく若々しいグリーンミストのグリーン、
ふたつのグリーンで全体に深みをプラス。
素朴ながらも華があり、華があるけれど甘すぎない。
大人の女性にぴったりのピンクブーケ。
教えてくれたフローリスト
向井真由美 Mayumi Mukai
大阪に数店舗あるフラワーショップで働き始め、店長・スクール講師・ブライダル装花に携わる。パリの花に衝撃を受けパリ留学を目指し、パリ6区にある『Rosebud』でスタージュ(研修)やパリで活躍する有名フローリストのレッスンを受講しパリスタイルを学ぶと共にパリで生活し感性を磨く。帰国後「Le bosquet」(ル ボスケ)として独立。おもにギフトフラワー・ブライダル装花・パーティー装花を行う。
Le bosquet(ル ボスケ)
http://lebosquet17.com
text & photo 月刊フローリスト 撮影 / タケダトオル
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この記事のライター
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