植物生活編集部 植物生活編集部 63ヶ月前

大好きチューリップ![02]運河を望むボーダー花壇[東京]

ウォーターフロントにある、チューリップの天空楽園

しながわ中央公園から電車を乗り継いで約15分の場所に、
もうひとつ、チューリップが咲き誇る公園があると聞き、
早速足を運んでみました。
江戸時代には農村として栄えていた西品川に対し、
その当時は、まだ海辺の洲だった場所。
大正期から埋め立てが始まり、1990年代に再開発がされて
天王洲アイル(島)と名づけられた、
東京のウォーターフロントを牽引してきた地域です。
運河に面してボードウォークが設置されていて、
水辺との近しい地域性をはっきり感じさせてくれます。
けれど、園内を進んでいくと、満開のサクラがお出迎え。
武蔵野の雑木林のような景色に
ここが埋立地だということを一瞬忘れてしまいそう。
歩みゆく先の立木の合間に
ふわっと現れるパステル花壇の色彩。
その水彩画のような美しさに、思わず息を飲むのでした。






今年の私のトレンドを探せるカラーボーダー

園内の案内に沿って、今度は建物の階段を上がっていきましょう。
すると、突然目に留まるオリーブの大木。
屋上庭園です。
屋上庭園というと、建物に負荷がかからないよう
軽量用土を使うのが常ですが、
こちらの建物は水道関連施設のため、その頑丈さはお墨付き。
通常の2倍の当たる深さ60cmもの一般的な用土を入れてあるのだそう。
それでも当初は、強い海風に煽られて、
オリーブもなかなか育たなかったそうですが、
今ではすっかり、この場所の主のような風格をたたえるまでに育ちました。
オリーブの木に、見守られるように配置された花壇を巡りましょう。
こちらも細長いボーダー花壇が主体で、
いずれもホワイトボーダー、ピンクボーダーというように、
明確に色がテーマにされています。
植えられているチューリップは、全55品種を数えます。



しながわ中央公園に比べ、いっそうマニアックな組み合わせに見えますが、
カラーリーフの使い方、草丈の違うものの選び方など、
家庭のコンパクトなガーデンでも、
応用できそうな、アイデアがたくさん詰まっています。

誰もが知っている花、チューリップ。
誰もが知っているからこそ、昔から人々に愛され続け、
進化し続けている花のひとつです。
よくよく知っているはずの花なのに、
見たことがない色彩や花形、葉の形とのバランス、
そしてほかの草花との相性や組み合わせ方にも、
教わることがたくさんあるガーデンプランツだと
改めて、ガーデニングへの思いをつのらせたのでした。







施設情報
品川区立東品川海上公園(屋上庭園)
東京都品川区東品川3-9-21
https://goo.gl/maps/5GFXJQm2uok
入園料:無料


ホリーホックガーデン(奥峰子のガーデニングライフ)
http://www.hollyhock-garden.com
*奥峰子さんの講座やツアーのお知らせなども紹介されています。


東品川海上公園 屋上庭園 ガーデナーズ日記
http://kaijyoukouen.blog105.fc2.com


text & photo ウチダトモコ

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