植物生活編集部 植物生活編集部 30ヶ月前

ウエディングの花あしらい

幸せの門出に花を添える

日本には美しい四季があり、
その季節になると人の歩みとともに花の香りが、美しい姿が記憶の中に留まります。
人の人生に花を添えたい。
その季節がくると、かすかに思い出すような、ほんのささやかな花が人の心に残り、
やすらぎや潤い、豊かさを感じていただけたらと。
そんな思いで、挿花家・谷匡子さんが表現したウエディングの花あしらい。
どうぞご堪能ください。

使い込んだ姿が味わい深い和家具の テーブルに、
ヤマアジサイ、ピラミッドアジ サイ、ツリガネソウ、ヤマゴボウ、
オカトラノオ、ルイヨウボタン、それにツヅラフジの花 。
さまざまにみずみずしい季節の花を活けた高砂席。
テーブルはサラリと古いレースリボンで飾り。
両側には新郎新婦のシャツとドレスをディスプレーしました。

引き出物は、一つひとつ手作りされた能登の紙箱に、
植物や花言葉を添えた手紙をあしらいました。
「のし」は手書き。心を込めて描かれたのしは、
シンプルでスタイリッシュです。

出はじめのアマランサスを、この日のためにお願いして若切りしていただきました。
ウェディングというはじまりのときに、これから育ちゆく植物の若さを合わせたくて制作。
クマヤナギ、ハマナスと。

シランを束ねたクールなブーケ。
上品な白のリボンは片結びにしています。

那須で、いまを盛りに咲いていたオレガノだけを束ねました。
軽やかに揺れる姿、やわらかな黄緑が心地よいブーケです。
 

その季節に咲く花を摘み取ってテーブルを彩ります。
より自然に近い姿の空間が誕生!
 

器は鉄作家の田中潤さんのもので統一しました。
何を活けても品があり、凛とした空気に。
 
text & photo 月刊フローリスト 撮影/野村正治
制作
名前:谷 匡子  Masako Tani
プロフィール:5歳から生け花を習う。その後、栗﨑曻氏、濱田由雅氏に師事。1986年にアトリエ ドゥセを設立。インテリアショップ「TIME & STYLE」のスタイリングをはじめ、フラワースタイリストとして活動する。著書に『花活けの手びき』(小社刊)。月に一度、オープンアトリエで季節の花のしつらえを表現している。オープンアトリエの日程や内容は下記、ドゥセのホームページより確認を。
http://www.tanimasako.com/ 
http://doux-ce.com/









 

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