Yu Yu 19ヶ月前

植物と暮らす おうち時間 第2回 お米農家やまざき / 山崎瑞弥さん

植物と暮らす おうち時間


第2回は茨城県の “お米農家やまざき” の山崎瑞弥さんにご登場いただきます。
山崎さんは旦那様と一男一女のお子さんの4人家族です。

私が数年前初めてやまざきさんのお米を食べたとき、あまりの瑞々しさに驚いたものでした。
お米の美味しさはもちろんのこと、暮らしにまつわるお店での展示にも度々出展されており、日々の暮らしぶりにもファンが多い山崎さん。
コツコツと集められてきた道具のお写真とともにお楽しみください。


家族の笑顔と集めてきた道具と共に


 ー山崎さんにとって “植物” はどのような存在ですか。

「我が家は米農家なので、暮らしの中心はなんといっても “稲”という植物です。
田んぼから家に帰ってきてからも植物のパワーを感じていたくて、お部屋にもお花をできるだけ飾っていますね。

一輪でもお花やグリーンが家にあると、パッと空間が華やぎ、植物の香りも部屋に広がって気持ちが良いですよね。

新しいお花を活けた日には子供たちが『わぁ、いい香り!』と喜んでくれるのも嬉しくて。 家族の笑顔が見たくて活けている部分もあるかもしれません。」



ーご自宅にある魅力的な器の中で花器に関してはどのようなものが好きですか。

「私が好きで少しずつ集めてきた器や鍋など、食に関する道具が我が家にはたくさんあります。
私もものづくりをしていたこともあり、思いを込めて作られたものに惹かれるのかもしれません。

花を活ける際は古物の蓋付きガラス瓶や作り手のわかる一輪挿しなど、そのもの自体にストーリーのある道具や器を選んでいますね。

料理やドリンクを作るのに使う実験用のビーカーを花器にすることも。自由に使いまわして楽しんでいますよ。」


ー好きな植物の種類は決まっていますか。

「パッと空間が明るくなるので、黄色や白のお花や、大ぶりの枝ものを手に取ることが多いです。

特に好きなのは、こでまり・ラナンキュラス・チューリップ・レースフラワーなどですね。 好きな種類のものを見かけると嬉しくて、つい買い求めてしまいます。

ユーカリは香りがとても好きで、苗をいただき自宅でも育てているほど。 室内の空気がよくなるような、あの清涼感あふれる香りが好きで、キッチン・居間・食器棚の上などにしつらえておくことが多いですよ。

集中して仕事したりバタバタと家事をしたりしている合間に、その香りにふと気づくと笑顔になれる、私にとって特別な存在なんです。」


ー植物を活ける際のポイントを教えてください。




「我が家の2人の子供たちはいつも元気いっぱいで時には家の中を駆け回っています。 そんな姿を大らかに見守っていたいという気持ちから、安全に楽しめるよう壁掛けの花器を使ったり、高い位置にたっぷりと水を入れた花器を置いたりすることが多いです。」







「水換えは毎朝家族みんなでやっています。重い花瓶は夫や長男が進んでやってくれるので助かっています。 朝、全ての花瓶の水換えが終わると気分もスッキリ! 『さぁ1日が始まる』という気分になりますね。」


ー山崎さんご一家は、稲に始まり暮らしと植物の関わりが強い印象ですが、他にも植物にまつわるエピソードがあれば教えてください。




「私の影響もあってか、娘もお花が大好きで将来はお花屋さんになりたいと言っているほど。これは娘が摘んできてくれたお花たちです。こういったプレゼントはとても嬉しいですね。」



「また、寒い時期は薪ストーブを使っています。

家の庭やご近所で切ることになった木などを、チェーンソーでほどよい長さに切り、斧で薪割りして、干してから使います。 少し手間はかかりますが、樹木の命をありがたく最後まで使い切るという感覚です。

家中の暖房を、この薪ストーブ1台でまかなえているので、感謝しながら薪をくべていますよ。 夜、1日の仕事や家事が終わった後に、薪ストーブの中でゆらめく炎をぼんやり眺める時間が、至福のひとときです。」




山崎さんご一家はいつも活き活きとされている印象を受けていました。
そしてどんな出来事もありのままを受け止める姿に食以外にも何か秘訣はあるのだろうかと思ってきました。

今回お話してくださったように、朝のお花の水換えから夜のストーブを使ったリラックスの時間まで、暮らしに自然をたっぷり取り入れていることも山崎家のパワーの源の1つのようですね。

そんな山崎さんが心を込めて作っているお米「ひなたの粒」。 濃厚でとても美味しいので、ぜひ召し上がってみて頂きたいです。

次回の更新もお楽しみに。



うかがった人


撮影/minokamo

山崎瑞弥 / お米農家やまざき
茨城つくば山の麓にて、農薬・化学肥料に頼らず稲作する【お米農家やまざき】を夫とともに営む。
太陽の日差しをたっぷりあびて、雑草とせめぎあいながら育った「植物らしい風味」のお米はファンも多い。
夫婦が考える料理レシピにも定評があり、著書『お米やま家のまんぷくごはん』(主婦と生活社)も人気。
お米や著書の販売はHPから http://www.okome-yamazaki.com

 
  • すてき 1
  • クリップ
  • 埋め込み

この記事をシェアするには埋め込みコードをコピーしてSNSやブログに貼り付けてください。

この記事のライター

Yu
Yu

趣味は見ることと食べること。 アート/民藝/工芸/古いもの、食、ナチュラルケアやセラピーに興味があります。 美術大学卒業後、プロダクトの企画や暮らし周りの編集に携わってきました。

直近の記事

関連記事