Yu Yu 17ヶ月前

植物と暮らす おうち時間 第3回 D&DEPARTMENT SHIZUOKA by TAITA / 添島円さん


「植物と暮らす おうち時間」

第3回は、添島円さんにお話を伺います。
添島さんはロングライフデザインの家具や雑貨を取り扱う 〈D&DEPARTMENT SHIZUOKA by TAITA〉 の店長さんとしてお仕事をされています。

しっかりと作られたものを自らの目で一つずつ選び取り、暮らしに取り入れることで、良き生活者を目指したいという添島さん。

植物もお好きで、休みの日になると新たに家に迎える植物を探したりお世話したりするのが至福の時間だそう。

ご主人とのお二人暮らしのお住まいを見せていただきました。


 


植物の小さな小さな変化が教えてくれること


ー植物好きになったきっかけはありますか。

「元々好きだったのはありますが、主人との二人暮らしが始まってから今のように植物に囲まれた暮らしになりました。 一人暮らしの部屋に比べると部屋ががらんとしていた印象だったのと、広い家に引っ越したら植物を増やそうと決めていたので、ついに念願が叶った感じです。

主人は最初はそこまで興味がなかったようですが、今では率先して植物屋に行ったり、面白そうな植物を置いているお店などを探してきたり。 多肉やサボテンがいつの間にか増えていることもあるんですよ。」



 




ーお部屋を見渡すと植物の中でも特に多肉やグリーンがお好きな印象ですが、理由はありますか。

「感覚的に選んでいるので、特に理由は無いのですが、カラフルな花を咲かせるものよりも地味な方が好きだからかもしれません。

多肉やグリーンの存在は静かなので一見気づきにくいのですが、植物の内部では常に小さな変化が行われています。 小さな変化が積み重なって、目に見える変化になっていると想像すると、一時として同じものは無いのだと感動しますね。 どうしても私たちは、せわしなく大きな変化を求めて動きがちですが、そんな人間の価値観で動いていないのがいいなと思っています。

ただ忙しくしていると、そんな植物の小さな変化には気づけないことも。植物は自分が急ぎ過ぎていないか教えてくれる存在でもありますね。」



 ー植物を選ぶ際のポイントはありますか。

「大切に育てていきたいので、新しいものを増やす際は慎重に選んでいますね。

我が家は日当りがよい部屋なのですが、抜けがある空間のため冬場は冷え込みます。 なので、できるだけ寒さに弱い植物は遠慮するようにしていますよ。 強く惹かれても、我が家に合わないものは諦めることも少なくありません。

先日は1.5mくらいの立派なゴールデンモンキーを見つけて欲しいなあと思ったのですが、育てる条件を考えて泣く泣く断念しました。

植物屋さんに『寒暖差があるほうがいい』アドバイスを頂いたこともあって、多肉やサボテンが少しずつ増えてきました。 特に気に入っているのは最初に購入したボトルツリー。 最初は私の腰くらいの高さだったのですが、今では背丈を超えるまでに成長してくれました。」

 




ー民藝にまつわるものがインテリアとして飾られているのが印象的ですが、どのようにして集められたのですか。

「特に民藝に限ったことでは無いのですが、昔から気に入ったものは集めるのが好きで収集癖がありました。

民藝品は、仕事柄、日本のロングライフデザインのものや作家さんのものに日々触れている影響もあって身近に感じるのかもしれません。

今は郷土玩具で気に入ったものを見つけたら手に入れるようにしていますね。
選ぶポイントは、可愛すぎないユニークさを感じるもの。
可愛いだけや歴史があるだけではなく、少し癖があって、クスッと笑えたらもう最高です。

地元が九州なので、帰省のタイミングで伺う福岡の 〈山響屋〉 さんという郷土玩具のお店も大好きなんです。 店主の瀬川さんは、各地に赴いて作り手から直接お話を聞き買い付けしていらっしゃるので、お話を伺うだけでもかなり面白く勉強になりますよ。

植物も郷土玩具も生活を楽しませてくれるものとして、日々の暮らしの中にこれからもあるのだと思っています。」




どこかボーイッシュで自然体な魅力のある添島さんとグリーンは雰囲気がぴったり合うなと感じていました。

一見すると静かな存在の多肉や鉢植え。
添島さんは植物の内部の様子や育つ環境についてじっくり考えられていたのが印象的でした。

長く生活を共にするグリーンは、些細な変化を通して自分を俯瞰して見せてくれる相棒の様な存在なのかもしれません。

次回の更新もお楽しみに。



うかがった人


添島円 / D&DEPARTMENT SHIZUOKA by TAITA ショップ店長

お店ではロングライフデザインの家具や雑貨を取り扱う。静岡県にまつわる作家ものや食周りのイベントも数多く開かれている。


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この記事のライター

Yu
Yu

趣味は見ることと食べること。 アート/民藝/工芸/古いもの、食、ナチュラルケアやセラピーに興味があります。 美術大学卒業後、プロダクトの企画や暮らし周りの編集に携わってきました。

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