植物生活編集部 植物生活編集部 43ヶ月前

祝 80周年 ランの愛好団体が記念展示[東京]

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80周年を彩るのは、同じく傘寿のカトレヤ

今冬、記事にもした「世界らん展」。例年以上の盛り上がりだったことを覚えていらっしゃるでしょうか。
さて、春のガーデニングシーズンまっただ中の今、またやってきましたよ、ランのお知らせが。
そう、初夏から夏は、多くのランが開花するシーズンです。冬のランとはまた違う、華やかだけれど爽やかな印象の夏のランを堪能しませんか。

主催は、ランの愛好団体では古参の蘭友会。今年でなんと、創立80周年を迎えるそう。
80年前といえば昭和の初期。その時代なら今よりいっそう、ランは珍しく高貴なビザール植物だったことでしょう。そして戦争など混乱の時期を越えて、花を愛で、栽培を続けてきた愛好者の方々の熱意があってこそ、現在の多様な園芸につながっているのではないでしょうか。


カトレヤ・ホレース・マキシマ
Cattleya Horace 'Maxima'
80年前に登録されて以降、様々なカトレヤの親となり、改良に貢献してきた偉大な品種として知られます。

 

見どころは

「蘭友会80年の歩み」

写真と年表で、同会の歴史に迫ります。また、80周年にかけて、80年前に登録された、カトレヤ・ホレース・マキシマ(Cattleya Horace 'Maxima')と、その系統の銘花が紹介される「カトレヤ 80年の歩み」のパネル展示も。古くから人気の高いカトレヤの魅力が、ひと味違った切り口で楽しめそうです。


△ 前回(第57回)の展示から。愛培家が丹精込めて育てた、さまざまなランが並びます。今回も目をひく一株を探してみては。写真はコンテストの「入賞花展示」です。


△ 前回(第57回)の企画展示テーマは「香りの蘭」。ランで香りが楽しめるとは驚きの展示でした。今回の企画展示にも期待できそう。

 

「魅せて楽しむ」

コルクやヘゴに着生させたり、石に植えたり、寄せ植えにしたり。また、個性的なテラリウムでの栽培など、ランだから楽しめる様々な仕立て方、新しい見せ方の提案を展示
なんと、ラン以外の植物、たとえばエアープランツ、多肉植物、苔、ミニ観葉などとの組み合わせなども登場します。様々な植物に長く携わってきた同会の会員ならではの、自由な発想が垣間見られることでしょう。家庭での栽培のヒントにもなりそう。また、コンテストに来場者も参加できます。

様々な仕立て方、新しい見せ方は、たとえばこんなに個性的!


△ 同会会員の作品のひとつ、マルガリータグラスに植え込んだラン



△ 同会会員の作品、ランと苔とエアプランツのテラリウムから。容器が変わるだけで、こんなに多彩に。




そのほか、おなじみの植え替え実演や展示解説などの「洋ランセミナー」、草月会東京南支部会員による「蘭のいけばな展」、豊島区の小学生が栽培したランの記録や栽培株などの発表会、オーキッドフォトギャラリー展示も。

ランの関連商品の販売ブースも充実。また、同イベントでは、毎回国内外の有名ラン業者以外にも、食虫植物やエアープランツなどマニアックな植物の出店があり、注目されています。もちろん今回も昨年同様、ネペンテスの展示と食虫植物の販売ブースも予定されています。

古くから園芸植物として栽培されてきたランの魅力を、愛好会の歴史とともに、もっと探ってみたくなります。大型連休のあと、最初の「植物生活」なお出かけは、やっぱり池袋サンシャインへどうぞ。



=== イベント情報 ===
第58回蘭友会らん展 in サンシャインシティ ー 魅せて楽しむ ー
日時 2018年5/17(木)〜 20(日)10時 〜 18時(最終日は16時半まで)
会場 池袋サンシャインシティ ワールドインポートマートビル 4階 展示ホールA[地図]
入場料 無料
蘭友会 http://www.orchidjaos.gr.jp



text ウチダトモコ   写真提供 蘭友会





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