Yu Yu 2018/07/25

植物と暮らす おうち時間 第5回 アーユルヴェーダな女優 / 高瀬媛子さん

「植物と暮らす おうち時間」

今回ご登場いただくのは、女優でありアーユルヴェーダ をベースとしたライフスタイルをご提案されている高瀬媛子さんです。

食にまつわることが大好きという高瀬さんは東京でご主人との二人暮らし。アーユルヴェーダのメソッドが散りばめられた日々の暮らしについて伺いました。


 

アーユルヴェーディックな植物との暮らし


まずはじめに、高瀬さんがアーユルヴェーダに惹かれる理由を教えてください。

「様々な医学やセラピーを試してきて、優れたものは本質的に繋がっていることが多いなと感じています。

その中でもアーユルヴェーダに惹かれたのは “自然に調和して生きることが人を元気にする” というシンプルかつ洗練された知識や、個性を生かし尊重するケア方法で、2010年から学びを始めました」




「またアーユルヴェーダの知恵は “食” に繋がっていることも惹かれた理由のひとつです。
私は感覚的に食べたものが体と心に影響しているという意識がもともと強くて。幼い頃から料理と食べることが好きだったので、自分に合った料理の知識を自然に求めていてアーユルヴェーダから多くのヒントを得ましたね」



「アーユルヴェーダは、今や生活の基盤。不規則な仕事ではありますが、アーユルヴェーダが生活を整える役割も果たしてくれています。

私が日頃、〈仕事を持ちながらアーユルヴェーダを取り入れるライフスタイル〉を発信することで、多くの方に参考にしていただけて、啓蒙活動に繋がっているのはありがたいことですね」



高瀬さんにとって植物はどんな存在ですか。

「英気を養ってくれる存在でしょうか。もともと私は真面目かつストイックな性格だと思っています。それに加え先日、少し心が敏感になりすぎていると感じていた時期がありました。

そんな中お花屋さんを訪れ、ゆっくりと時間をかけて選んだ帰り道に自分がみるみる精気を取り戻していたのには驚きましたね。自然に笑顔が溢れ、幸せを感じながら商店街を歩いていました。

また、植物は誰かのためのギフトのような存在でもありますね。
来客があるときはお花を生け替えるタイミングになることも多いです。季節やお迎えする方のイメージで選ぶこともありますし、主人は整った綺麗な空間が好きなので新しいお花を生けた時には『家が明るくなったね』と喜んでくれるのが嬉しいです」



どんな植物に惹かれますか。

「華やかで整ったものと個性的なものが好きです。
具体的には、色鮮やかな芍薬、アンティークカラーのバラやアジサイ、大輪のユリ、コデマリなんかもいいですね。
個性的なもので言うと、最近購入した旅人の木の実。こんなにも鮮やかなブルーの種が自然界に存在するなんて!と一目惚れして購入しました。

端正なものも個性的なものも、側に置く植物からは美しさの多様性を感じたいのかもしれません」



「テラスの植物は9割が食べられるものなんです。
フレッシュなものがすぐそばにあるのは便利で、アーユルヴェーダのハーブも育てていますよ。
料理に使うのに気兼ねしなくていいし、食べられることが世話する私のモチベーションになっています」



お気に入りの花器やお部屋に植物を取り入れる際に気をつけていることについて教えてください。

「花の個性を活かすために、ガラスの花器が8割くらいですね。ダイニングテーブルや内装が白っぽいこともあり、お部屋の雰囲気にもよく合います」



「テラスの植物の鉢は、テラコッタが基本です。アーユルヴェーダの診断でいうと、私は触覚と嗅覚が優勢で土に関係するものに親和性が高いので、土のものに触れると安心感がありますね。
生活の中でも手触りと香りが大切ですし、土いじりが癒しの時間になっています。

器や洋服など肌に触れるものを選ぶ際は、まず触れて自分との相性を確かめています。私は見た目や機能が好きでも、肌馴染みがよくないと一緒に居られないんです。
頭だけで考えるのではなく、肌感覚という深い部分がOKを出したものに囲まれた環境は、私にとって支えになっている気がします。

お気に入りの花屋さんは、松陰神社前にある『duft』さん。フローリストの若井さんのバランス感覚が大好きです」

植物をいきいきと育てるために気をつけていることはありますか。

「自分の生活スタイルに合った植物を選ぶことを心がけていますね。
植物選びももちろんですが、水換え、水やりがちょうどよく出来る環境を整えて楽しむようにしています。

テラスに関しては、時々プロのガーデナーに手入れとアドバイスを頂いています。やはり餅は餅屋で、植物の入れ替えや土換えをプロにして頂くと、植物との関係性が見直せて良いなと思っていますね」



お家で過ごす際の楽しみを教えてください。

「気のおけない友人や話をたっぷりしたい方を呼んで、手料理を振る舞いながら過ごすことです。
美味しいのはもちろん大切。それに加えて体と心の両側から元気になるごはんを食べてもらいたいので、来客の体質や体調、好みを考えて調整した食事がいつもテーマになっています。

セラピー効果がある、パワースポットだと思って来ている、などユニークな感想をいただくこともあるんです。
料理、器、花。好きなものを並べ、お客さんのリラックスした様子を見ていると私自身、何より満足感がありますね」



アーユルヴェーダの学びはどれも明るく楽しく美味しいものが多いと改めて感じる機会になりました。フレッシュなものを食べて自分をオージャス(アーユルヴェーダでいう生命エネルギー)で満たし、高瀬さんのように周囲に幸せを与えられるようになっていきたいものです。

次回の更新もどうぞお楽しみに。

うかがった人

高瀬媛子 / アーユルヴェーダな女優

女優として作品出演はもちろん、アーユルヴェーダをベースとしたライフスタイルの提案、料理教室の講師やレシピ執筆など食にまつわるプロジェクトにも多数携わっている。
現在は、気軽に飲めるアーユルヴェーダのハーブティーを作るプロジェクトに参加中だとか。来春発売予定。








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この記事のライター

Yu
Yu

趣味は見ることと食べること。 アート/民藝/工芸/古いもの、食、ナチュラルケアやセラピーに興味があります。 美術大学卒業後、プロダクトの企画や暮らし周りの編集に携わってきました。

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