花を染められるってご存知ですか! フローリスト実験室 実験1
最近、染めたカラフルな花を見ることが多くなってきました。
きれいに染められた花は、テーマを持った装飾などにも使えそう!
ということで、月刊フローリスト編集部が実際に染めの花を制作してみた「実験室」シリーズ第一弾。
おどろきの21色というカラー!
切り花着色剤「ファンタジー」(パレス化学株式会社)で染めてみました。
約35年前の発売当初は、全6色だった「ファンタジー」。昨年、21色目の「ブラック」が発売され、いまや21色というカラー展開に膨らみました。
ただ、自分の使いたい色を全21色から探すとなると、すべてを試すのは至難の技。
また、レッドやルビーという色名を眺めるたび、頭に浮かぶのは「この色とこの色は何が違うの?」という疑問。
そこで、染め上がりの色の違いをすべての色で試してみました!
実験方法
すべて同じ産地から取り寄せた、白のスタンダード(スプレー咲きではない)カーネーションを使用しました。同一条件下の室内でファンタジーを染料に浸し、約2時間後を比較してみました。
結果結果は以下のとおりになりました!レッド
ブルー
イエロー
グリーン
ピンク
ラベンダー
ロイヤルブルー
オレンジ
ミント
セピア
パープル
メロン
マスタード
ルビー
チョコレート
アプリコット
キャメル
コバルト
モスグリーン
モカ
ブラック
2時間後には、目視でも容易に、「オレンジ」や「アプリコット」、「キャメル」など、よく似た色の違いを見分けることが可能となりました。
同じ系統の色であっても、思った以上に、見え方の違いは大きかったです。それ以上に驚いたのは、染色をはじめてすぐに結果が見えたということです。
実験の様子を詳しくご覧になりたい方は、月刊フローリスト2018年4月号をご覧ください
こちらの記事もおすすめ
お料理に、お茶に。そのまま使えるハーブブーケ作り体験 [横浜]>>香りで感じる、あたらしいおいしさ 〜香りをおいしく食べる方法
>>たのしくて、いろんな花を染めちゃいました!フローリスト実験室 実験3
- すてき 0
- クリップ
この記事のライター
植物生活編集部ライター
「植物生活」とは花や植物を中心とした情報をお届けするメディアです。 「NOTHING BUT FLOWERS」をコンセプトに専門的な花や植物の育てかた、飾り方、フラワーアート情報、園芸情報、アレンジメント、おすすめ花屋さん情報などを発信します。