植物生活編集部 植物生活編集部 42ヶ月前

BOTANICAL PHOTO AWARD「ホワイトデザイン」 受賞作品講評



植物生活では「ホワイトデザイン」をテーマに
フォトコンペティション「BOTANICAL PHOTO AWARD 」を開催いたしました。

すでに最優秀賞および優秀賞受賞者の発表はいたしましたが
その審査講評と、その後の賞品などの授与についてご紹介いたします。

審査は、植物生活編集部と、プロのフォトグラファーで行いました。
 

【最優秀賞】


制作/koko

作品コメント:
Cotton Candy

綿あめみたいに
ふわふわぁ

【審査講評】
一枚の写真の中に「ホワイト」「デザイン」を隅々までこだわって作り上げた作品だと思います。トルコギキョウの花弁の形状特性やラテの泡、白い手を照らす光など。このビジュアルでさまざまなシーンを盛り上げるような力があると思います。


 

【優秀賞】

順不同(並び順は順位ではありません)

制作/toccorri

作品コメント:
冬に優しいホワイト(母子草、ラムズイヤー、ラグラス等)を、シャビィなゴールドを伴ってふんわりとまとめました。
冬の静かな銀世界をイメージしつつ、温かみのあるリースに仕上げました。

【審査講評】
「白、ホワイト」は、いかようにも解釈できるものです。その幅の広さを微かな色使いで感じさせる作品でした。ホワイトというだけでなく、時間の経過も感じさせるスタイリングを施されているので写真からイメージが引き立つようです。




制作/ルフルロン

作品コメント:
新しく真っ白で
純粋な気持ちで
始まる、始める。

【審査講評】
白銀の世界の中で、白だけのリースが物憂げに佇む姿が印象的です。このリースがあるのとないのとで、この空間の価値が一変する力強さも感じました。




制作/237s

作品コメント:
一凛

【審査講評】
絵画のような、花一輪の魅力を存分に表した写真作品。こうした表現方法では、白の世界の中に主役となる色のみを表現する場合がありますが、ここでは、白い花色がメインです。不思議と花の質感や微かな色合いを感じる写真に惹かれました。




制作/華屋・リンデンバウム

作品コメント:
真っ白な雪の中のかすみ草

【審査講評】
丸いフォルムと、やや影に合わせた構図が可愛い印象です。影が面白かった、ということを写真を通して、追体験しているような気持ちになります。花は地域性を選ばず存在し、どこでも人が楽しめるということを感じさせてくれます。




制作/ルフルロン

作品コメント:
モノクロのある世界
blanc×noir×gris
それぞれの色、ひとつの個性を大事に。

【審査講評】
世界観、テーマ設定がきっちりとしていてわかりやすかったです。花の素材や合わせるもので、さまざまな色の風景などを作れるという、花のスタイリング機能の高さを表してくれていると思います。




制作/hiromi

作品コメント:
シンプルにスイートピーだけで束ねたブーケ。
香りに癒されます。

【審査講評】
シンプルにこれぞ花の楽しみ、というストレートさに惹かれました。花を部屋に置く楽しみとはこういうこと。だんだんと水が下がり、枯れてしまうけれども、期間限定であるからこそどう楽しむか、という花を飾ることの原点のような雰囲気が感じられます。




制作/MIKI

作品コメント:
ドライフラワーとは思えない鮮やかな色
白が引き立ちます

【審査講評】
独特な色合わせですが、印象的です。色合いも目立っていますが、それゆえにホワイトデザイン感が出ていると思います。ドライフラワーなので質感もクラフト感があり、全体的になんだろうという気をひける花束に仕上がっています。




制作/Aharusame

作品コメント:
水に収まる 洗練の白
黒とグリーンとともに。
制作/237s
作品コメント:
一凛

【審査講評】
ホワイトカラーを、単に花の色だけでなく、光としても捉えているのが写真としての魅力に繋がっていると思いました。ややノイズがあるものの、それ自体もグラフィカルに花(苞)・茎などを使っていて標本的な美しさを感じます。




制作/笹原 りき

作品コメント:
Stylish White

【審査講評】
スタイリッシュな白グリーンのブーケです。薄暗いなかで何か時を待つような姿が印象的です。香りは写真からは伝わりませんが、使われている花をじっとみていると、この薄暗いなかで人知れず香り立つ花束という姿が、なんだか愛おしく想像できます。




制作/mayu32fd

作品コメント:
真昼の月のように。

【審査講評】
俯瞰構図で、浅い色合いや雰囲気がとても不思議な印象を受けました。コメントをみて、その不思議さが腑に落ちました。そのテーマ感も、色合いも花のチョイスもとても綺麗で心地よいです。




制作/charis color

【審査講評】
ウェディングブーケらしく、きらきらして瑞瑞しい印象がフレームから弾けそうな点がよかったです。ほんのり薄いグリーンからピンクまでの小さなグラデーションも美しいです。




制作/八木 香保里

作品コメント:
夜更けにともしび、真っ暗闇のキッチンに光を感じた。
頂いた一輪の白い花びらが灯りのように見えた。
撮影するために必要な最小限の明かりを炊き、
三脚を立て、シャッターを切った。

白くて小さな贈り物、
何てことない暮らしをほんの少し明るく照らす。

「殺風景だから」と花器を出窓に置いたことが、
自ずと日々を優しく包み込んでくれたのだと思う。

【審査講評】
作品コメントの効果もありますが、写真だけを見ても、どのような想いでシャッターを切ったのか、そこにあるストーリーなどを見ているこちらに想像させます。綺麗なだけではない、想いの詰まった写真はやはり魅力的に感じます。


講評者代表/植物生活編集長:大関真哉


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