「はるいろラナンキュラスのブーケ」の作り方
花がある生活。すぐそばに、いつも花がある。
帰り道に花を買って、暮らしを彩る。
今回は「はるいろラナンキュラスのブーケ」をご紹介します。・
小野木彩香さん / 北中植物商店
今月の花:ラナンキュラス
色も形も種類豊富なラナンキュラス。今回はしっとりとした光沢のある質感の「ラックスアリアドネ」を紹介します。
花びらが幾重にも重なっていて、バラにも引けを取らない華やかさが魅力です。
種類によっては同じ花とは思えないほどの形や色があります。
ラナンキュラスの出回る季節は12月から春(3月、4月)にかけて。
水が汚れていたり、気温が高くなり、水が下がってくるとベントネックになりやすいので注意してください。
花材
〇ラナンキュラス(ラックスアリアドネ)〇ミモザ
〇ローズゼラニウム
〇アストランティア
〇バラ
〇グニユーカリ
花束の作り方 How to make
1.花材の下葉取り除き、切り分けます。2.ラナンキュラスとユーカリを中心にバラ、小花、ユーカリを色々入れながらさらにラナンキュラスを足してバランスを見て束ねていきます。この時、見せたいメインの花(今月はラナンキュラス)を中心にします。
3.バラをラナンキュラスの間に入れます。
4.グニユーカリを間に入れてから、アストランティアを入れていきます。
5.ミモザと、ローズゼラニウムを入れます。
6.麻ヒモでしっかりと結んだら完成です。
今月のポイント
ラナンキュラス(ラックスアリアドネ)はとても繊細な花。薄い花びらと柔かい茎なので、はっきり「こっちを向いてほしい」という意思をもって向きを決めないとうまく希望の方向へ向いてくれません。
花束のどの向きを正面にしたいのか意識して配置してください。
花束をデザインした人
北中植物商店 小野木彩香
東京都内を中心にレストラン装飾、ウェディングなどをおもとした活動をしているフリースタイルのフローリスト。店主の出身地である会津を基点に、東北の産地に赴き生産者との交流を図ったり、産地にて講演会やデモンストレーションも開催。東京の三鷹では、小さな平屋の庭と花の植物店「北中植物商店」を構えている。著書に『小さな花束の本』(誠文堂新光社刊)など。
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この記事のライター
植物生活編集部
「植物生活」とは花や植物を中心とした情報をお届けするメディアです。 「NOTHING BUT FLOWERS」をコンセプトに専門的な花や植物の育てかた、飾り方、フラワーアート情報、園芸情報、アレンジメント、おすすめ花屋さん情報などを発信します。