植物生活編集部 植物生活編集部 2019/05/21

【短期集中連載】クリエイターのブランディング戦略 vol.06 最終回

こんにちは。
ブランドプロデューサーの古長谷莉花です。

植物生活をご覧の皆様のなかで、フローリストやデザイナーとして、すでに独立されている方や、これからそういったことを仕事にしていきたい!と、お考えの人へ。

自分の感性を武器に、クリエイター・アーティストとして成功していく。
そのために「必要なことは何か?」を全6回でお伝えするクリエイターのブランディング戦略についての連載の第6回目、最終回です。


これまでの記事はこちら

>> 01: 自分をどう名乗るか?肩書きのブランディング

>> 02: あなたのマーケットはどこですか?ペルソナ設定してますか?

>> 03: 自分のプロフィールと作品写真のマッチング

>> 04: どこで、どんな情報発信をしていますか?

>> 05: 定期的にあなたに会える場所



 

これまで5回のブランディング連載、私の周りではクリエイターの方以外にも、企業の経営者や広報担当者からも反響がありました。
ありがとうございます。

最終回は、とても当たり前だけれど見逃してしまうことについてお話します。


最終回 実績を作るために一番重要なことはビジネススキル


市場を見極めるマーケティングから、自分の軸と見せ方を考えるブランディング、お客様とのタッチポイントについてなど様々お話ししてきました。

これまで触れなかったけれど、とても重要なブランディング要素があります。

それは「実績」です。


こんなことを考えている、こんな作品が作れる。
自分自身の思いやそれを形にしたものを魅せて発信していくのは非常に重要です。

しかし、ビジネスとして案件を指名で獲得し、成功させるには信頼が必要。

「あなたが相手のニーズに、これまで、どのように答えてきたのか」
「どんな人があなたに依頼をしてきたのか」
「自分があなたに依頼するメリットはあるのか」


それを証拠として伝えてくれるのか「実績」なのです。


クリエイターなら感性の赴くままに作品を作っていれば良い?

「感性を大事にしたいので、ビジネスに関しては勉強をしてこなかった」

個人で活動される方が私にコンサルティング依頼をされる際、聞くことが多いセリフです。


けれども、お金を頂戴するということは「プロフェッショナル」としてビジネスの土俵に上がるということ。
すでに自分のブランドが出来上がっており、認知度もあり、オファーが絶えないのであれば良いと思います。
しかしながら、よほどの天才でない限りはそこに行き着くまでに長い時間と努力の積み重ね、多くの人に助けてもらう必要があります。

チャンス、それはいつも人が運んでくれるものです。

どんな人に、チャンスをあげたいと思いますか?

例えばあるファッション雑誌の巻頭作品、梅雨を吹き飛ばす涼やかな作品にしたいと編集者が考えています。

比較的若手で、みずみずしい感性。
ナチュラルなスタイルを得意とする人……、スタイリングには、そんなフローリストを探すことになりました。

編集部の会議では、既に実績がある人、最近SNSで話題の人、スタイリストからの紹介があって先日会った人など、複数名候補があがります。

どんな仕事でも、大きな失敗は許されません。
あなたに仕事を依頼をするファッションエディターは、新しいものを作るチャレンジ精神とともに、大きく外さないバランスも必要なので、主にこの3つを総合して今回の仕事に合う人を選定しています。

1:過去の実績で、クオリティやセンス、得意分野を確認
2:誰の紹介か、信頼できる人かの確認
3:メールや電話で、面談した時の印象


クリエイターの仕事はすでに形ある商品やサービスを提供するのではなく、目には見えないものにお金を払ってもらうのです。

信頼できるかどうかは、クリエイターとしてのプロフェッショナルな部分はもちろん、ビジネスのスキルが補ってくれるのです。

納期は守れるのか?
コミュニケーションはスムーズに取れるのか?
ビジネスとして大人な対応ができるのか?
作品を作るだけでなく、カメラマンやスタイリスト、編集部とチームになれる人か?

デビューから売れっ子になるまでの間は、これができるかどうかで大きな差が出てきます。
ライバルは無数にいるのです。

一つ、また一つ、と実績を重ねた人だけがリピートで指名され、いずれ大きなチャンスをつかんでいくのです。

相手が気持ち良く仕事ができるコミュニケーション能力もビジネススキルですし、しっかりとメールで返信できること。スムースにお金の話ができることも重要です。

どんな人にチャンスをあげたいのか?
どんな人と一緒に仕事をしたいのか?

自分の目線で考えると、よくわかると思います。

実績をどう伝えていくのか?


実績がない人は、作るしかない。
ですから、実績づくりはないがしろにせずに、記録として残る形を目指しましょう。

実績があってもどう伝えていったらいいかわからない。
そんな方は是非!
6月1日にブランディング講座を予定しておりますので
お越しくださいませ。

ケースバイケース、その人の職業とキャラクター、伝えたい相手によって方向性が変わってきます。
講座は今回のブランディング連載をベースにお話し、実際の受講者さまのお悩みにもお答えします。

伝えるためにはライティングのセンスより、言葉を選ぶワーディングのセンスのが重要です。

言葉お選び方を間違えると、思いも実績もちっとも伝わらないのです。

プロフィール添削も人数限定となりますが実施するので是非お越しくださいませ。


Information
ブランディング・マーケティングについてなんとなくわかってきたけれど、具体的にどうしたらいいの?
自分のことへのフォードバックが欲しい!
という方は、6月1日(土)にセミナーを実施いたしますので是非お越しくださいませ。

ご興味あるかたは是非、お申込みください。


====講座ではこんなことをお話しします====

・人気の出るクリエイターとは?
・技術が一流クリエイターでも人気が出るとは限らない
・企業から信頼されるセルフブランディングの手法
・実績づくり、方法発信、具体的に何をしたらいいの?
・ライバルと差のつく魅せ方、伝え方
・自分のマーケットを知って、ターゲットを絞る
・どうやって自分をプロモーションしていくのか
・ブランディングツールとは何か?

============= == == == == == ==
詳しくはこちら>>

6月1日(土)クリエイター・フローリストのためのブランディング講座/人気クリエイター活躍の秘訣 マーケティング・ブランディング戦略編


プロフィール
文/古長谷莉花 Rika konagaya

訪れたい場所株式会社 代表取締役社長
1986年静岡県出身。大学で建築を学び、株式会社乃村工藝社にデザイナーとして入社。ショールーム、商業施設、展示会ブース等の空間設計に従事。 広報部に異動、創業120周年プロジェクトを終え退社。
株式会社中川政七商店への転職と共に奈良へ移住。社長秘書と兼務しプラントハンター西畠清順氏との共同ブランド『花園樹斎』の立上げなどを行う。小売課管理職となり45店舗の店舗運用標準化、インバウンドPJを担当。2016年創業三百周年プロジェクトなどを実現させ退社。
現在ブランドプロデューサーとして東京を拠点に全国各地で活動。
目には見えない、言葉にできないものを形にすることを得意とし、百貨店・美容室・出版社やメーカーなど様々な企業の新規事業を支援している。
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