BOTANICAL PHOTO AWARD「スワッグデザイン」 受賞作品講評
植物生活では「スワッグデザイン」をテーマに
フォトコンペティション「BOTANICAL PHOTO AWARD 」を開催いたしました。
すでに最優秀賞および優秀賞受賞者の発表はいたしましたが
その審査講評と、その後の賞品などの授与についてご紹介いたします。
審査は、植物生活編集部と、プロのフォトグラファーで行いました。
【最優秀賞】
制作/マー・ベル
作品コメント:
スワッグガーランド
【審査講評】
風に揺れるスワッグが並ぶ優しい空間、という雰囲気が伝わってきます。大小のバランスやそれぞれの色合いやアクセントなども心地よかったです。
【優秀賞】
順不同(並び順は順位ではありません)制作/笹原りき
コメント:
お客様を迎える、花いっぱいのウェルカムスワッグ
【審査講評】
スワッグの歴史を辿ると、ガーランドやフェストゥーンというデザインの流れが見えてきます。流行に左右されない、花いっぱいのこの形のスワッグは、厳かな雰囲気を与えてくれます。
制作/hourglass[hug]
コメント:
春色と初夏を感じさせる優しく爽やかな色合いのスワッグ。
気持ちまで軽やかにしてくれます。
大好きなリバティのオーナメントや布を使って、少しsweetstyleに
【審査講評】
インパクトのある色合いですが、どれもマットなトーンでまとまっています。このスワッグを飾った空間が華やかに、とても幸せな場所になることが頭に浮かぶ作品です。
制作/mayu32fd
コメント:
SWAG FOR MEN って感じのスレンダーなスワッグ。
【審査講評】
作品も美しく、グリーンの流れ方や落ち着いた雰囲気がとても綺麗です。それだけでなく、リボンや背景の絶妙な色合いや、スワッグへの光の当たり方など、どれをとっても細かな美しさが醸し出されています。
制作/hiromi
コメント:
自家製ドライフラワー。
初夏を思わせるスワッグ。
【審査講評】
ドライフラワーでありながら、花の動きや咲いていた姿が感じられるようなデザインです。色合わせも、花合わせもセンスが感じられます。
制作/ルフルロン
コメント:
Rouge×vert
イロとカタチを楽しむスワッグ
【審査講評】
コメントの通り、色と形に個性が光るスワッグです。マットなトーンでありながら力強い色合わせ、素材あわせなのでスワッグとして壁にかけるとインパクトのある空間になると思います。
制作/かな
【審査講評】
シンプルな色合わせと、季節の花をさりげなく使ったスワッグで、穏やかさが滲みてています。額装して飾られているアートのある空間に合わせたスワッグが、自然な光の中で人の帰りを待っているような雰囲気も写真として素敵です。
制作/Hanaazami
コメント:
ミモザのスワッグ
【審査講評】
最近最も人気ともいえるミモザのスワッグですが、鮮やかな黄色がなくても美しく感じられます。特にブロカント的な素材と組み合わせて、ノスタルジックな雰囲気が表現されていると思います。
制作/六花rocca
【審査講評】
家の中に飾られるスワッグとして、背景の素材感と花の色や質感を意識して合わせているようなデザインに心地よさを感じました。
制作/mippy92
コメント:
メインはフレッシュクリスマスローズ
自宅ガーデンに、10年前に父が残してくれたクリスマスローズが、今年も美しく咲きました。
【審査講評】
元気に咲いたクリスマスローズ。バランスよい配置で主張しています。ストーリーのある花をつかって作られたスワッグ。飾る毎日が穏やかであることを願った姿が感じられます。
制作/プリティマーメイド
コメント:
ピンク系のお花を束ねて作ったスワッグ
【審査講評】
ピンク系のまとめもかわいらしく、自然風な姿も写真に現れています。人が持つスワッグの写真も新鮮でした。
制作/VOICE OF PLANTS
コメント:
裏と表の色がちがう葉っぱを使うと
なんだかトクした気分になります
【審査講評】
葉の表裏の色合いだけでなく、実や花の色の微妙な違いも絶妙な配置で整えており、とても美しく束ねられていると思います。背景との程よい関係性も写真として奥行きを感じます。
講評者代表/植物生活編集長:大関真哉
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この記事のライター
植物生活編集部
「植物生活」とは花や植物を中心とした情報をお届けするメディアです。 「NOTHING BUT FLOWERS」をコンセプトに専門的な花や植物の育てかた、飾り方、フラワーアート情報、園芸情報、アレンジメント、おすすめ花屋さん情報などを発信します。