「秋色アジサイのふわふわリースとハーブ香るブーケの作り方」はないろあそび8月号
花がある生活。すぐそばに、いつも花がある。
帰り道に花を買って、暮らしを彩る。
そんな毎日をおくりたいけれど、
忙しくてなかなかお花を買いにいけない。
そんな人には、
毎月1回、おうちに花が届く「はないろあそび・お花の定期便」
植物生活の「お花の定期便」の作家は書籍『小さな花束の本』の著者の小野木彩香さん。
小野木さんの作風や花のチョイス、雰囲気が好きな人や、レッスンに通いたいけれど通えない、という方にもおすすめです。
今月の花:秋色アジサイ
ピークを過ぎ、徐々に色が変化してくアジサイ。
均一だったグラデーションがまるで1点ものの染め物のように個性的な表情をみせてくれます。
今回の秋色アジサイは大振りの花弁でフワフワ。
もちろんその花ごとに色や大きさは違いますので、どんな花が届くかはお楽しみです。
<花束として楽しむ>
今回はリースとしても、上の写真のように、ブーケとしても楽しめます。
ブーケとして飾る場合はアジサイを中心よりずらして配置し、束ねます。
他の花材は同じ種類の花材で集めながら束ねるとバランスよく作る事ができます。
花材が届いたらしっかり水揚げをしてください。(特にバジル、ゼラニウム)
<リースとして楽しむ>
下のハウツーを見ながら作ります。
今月お届けした花材
1.コニファー2.ハーブゼラニウム
3.秋色アジサイ
4.ピスタキア
5.ユーカリ(ポポラス)
6.バジル
※バジル、ハーブゼラニウムはブーケ時に使います。
リースには使いません。
※花材の量は1つ分のみです。ブーケ、リースどちらかお好きな方を作ってください。
リースの材料
リース土台麻ひも
(同梱されています。)
リースの作り方 How to make
1.リース用に花材を切り分けます。長さは各10cm程度。・秋色アジサイ
・ユーカリ(ポポラス)
・コニファー
・ピスタキア
を使います。
2.麻ひもをリース土台に巻き付け結びます。この時、ひもの端を長めに残して結んでください。
最後に必要となります。
3.グリーンだけの小さい束をつくり、リースの土台へ先ほど結んだ麻ひもで2回ずつぐるぐると巻いてきます。
巻きやすい方向へ巻いていきます。
4.下から1センチくらいの葉がないところをしっかり巻いていくと葉が立ち上がりきれいに仕上がります。
5.アジサイはアジサイだけで束を作り巻いていきます。
6.3と4と5を繰り返して巻いていきます。
6.最後の余った麻ひもを最初に巻いた束に重なるように巻きます。
7.最初の麻ひもと最後の麻ひもを結び、わっか(輪)にします。
8.飛び出し所を切ります。
9.完成!直射日光を避けたところに飾ります。
環境にもよりますが、2週間ほどでドライになります。
今月のPOINT
・今月はブーケとリース、お好きな方で飾ってください。花材の量は1つ分のみです。どちらとも楽しみたい方はブーケを少しだけの期間、そして新鮮なうちに思い切ってリースにしてください。お花が元気な方がリースが作りやすいのと、新鮮なうちにリースを制作したほうがドライになったときにアジサイの色がきれいに残ります。・リースの土台に花材を巻いていくときにはしっかりと巻いていきましょう。緩いと出来上がったときに外れたり、ドライになったときに外れたりします。
・花材が届いたら水揚げをしてください。特にバジルやハーブゼラニウムはお届け時に元気がない場合があります。
・リースではバジルとハーブゼラニウムは使いませんが、小さな瓶にいれて飾っておくとよい香りに癒されますよ。
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お花の定期便「はないろあそび」
ブーケとリースをデザインした人
北中植物商店 小野木彩香
東京都内を中心にレストラン装飾、ウェディングなどをおもとした活動をしているフリースタイルのフローリスト。店主の出身地である会津を基点に、東北の産地に赴き生産者との交流を図ったり、産地にて講演会やデモンストレーションも開催。東京の三鷹では、小さな平屋の庭と花の植物店「北中植物商店」を構えている。著書に『小さな花束の本』(誠文堂新光社刊)など。
小野木さんのコラムは植物生活で連載中
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この記事のライター
植物生活編集部
「植物生活」とは花や植物を中心とした情報をお届けするメディアです。 「NOTHING BUT FLOWERS」をコンセプトに専門的な花や植物の育てかた、飾り方、フラワーアート情報、園芸情報、アレンジメント、おすすめ花屋さん情報などを発信します。