植物生活編集部 植物生活編集部 2021/06/02

花店インタビュー|ナチュラルなのに昭和な雰囲気が楽しめる花店|Ramb's ear

花もカフェも気軽に楽しめる Ramb’s ear[ラムズイヤー]


オーナーの三浦佐知子さんにお店の事についてお伺いしました。
花店スペースは和室で、昭和の家具が合う空間にリフォーム。お花を見ながらお茶が飲めるお店です。




 

完全未経験から、花屋を開業


お花屋さんの一般的なイメージは、どこかのお店で修行をしたり、「いつかは自分のお店を持つ!」と計画的に、開業するイメージだと思います。
でも、私の場合は違いました。
もともとカルチャースクールをやってはいましたが、お花屋を開業する計画は立てていませんでした。
アンティーク小物や雑貨なども好きだったのですが、たまたまカルチャースクールで縁のあった物件を見ていたら、
その場所で雑貨に囲まれたお花屋をやっているイメージがふっと湧いてきてしまったのです。

まさに、イメージが降りてきた感じです。
お花屋で働いたこともなければ、市場から仕入れた経験もありません。
でも、やると決めたからには、四苦八苦しながらもすべてゼロから学んでいきました。

 

人気のアレンジメント教室「ラムズガーデン倶楽部」


6名前後の人数で15クラスほど、ラムズガーデン倶楽部のメンバーになっていただいています。
アレンジメントは、身近な季節の花で行っています。

他のアレンジメント教室と異なるのは、レッスン内容や作る花材を、あらかじめ決めていないことです。
私が市場に行って、その時の実際にお花を見た感覚で、レッスン内容や花材を決めます。
自分がその時魅かれた花を、チョイスしているのです。
レッスン内容も、技術もですが、お花を触れる楽しさを大切にしています。
そして、その時過ごす皆さんとの時間を大事にしています。

スキルを上達させることだけではなく、一緒に過ごす時間を大事にしていて、
みんなで共有する時間を作り上げています。
いうなれば、お花好きが集まったサークルのような感覚です。

年に1回、観光バスを借りて、ツアーも行っています。
まさにサークルのオフ会のようなイメージです。

5回のレッスンで、辞めることが出来るラムズガーデン倶楽部ですが、
このサークルっぽい雰囲気を気にってもらって、ほとんどの方が継続してくださっています。

 

情熱も時間もお金も、すべてお店作りに


来て良かったと、心から思ってもらえるお店作りを心掛けています。
webで見聞きしていたよりも、ずっと良いお店と思ってもらえるように。

カフェも併設で始めたりと、順調に思われるかもしれないですが、
苦労も沢山ありました。
今では7人のスタッフがいますが、雇用を抱えるようになってから、本当の経営の大変さを痛感しています。

 

ブログは毎日更新


情報発信はとても大事にしています。
instagramは、私も発信しますが、スタッフみんなで投稿しています。

私が一番大事にしているのはブログです。
書くのに2時間くらいかかることもありますが、一番大事にしている取り組みです。
常連のお客さんが見てくれているからです。

仕入れたお花の事、レッスンの事、日常の出来事などを綴っています。

 

Ramb’s ear、オーナー三浦さんにQ&A


Q 1 花束の平均価格帯は?

A 3,000~5,000円台が多いですね。


Q 2 お客様からの反応がわかるものは?

A 店をはじめたときから続けているブログは、反応が大きいです。仕入れたばかりの新鮮な花を紹介するとオーダーや取り置きの予約が入ることが多いです。


Q 3 お客様を呼び込むポイントは?

A 元々、花が好きでしたが花屋には入りづらかったりすることもあり、自分の店では雑貨を置くことで入りやすい雰囲気を作ったり、雑貨と一緒に花を楽しむ提案をしています。


Q 4 レッスンの様子は?

A 花店の奥にはレッスンスペースを設けています。定期レッスンは現在キャンセル待ちです
が、1Dayレッスンは毎月開催しています。キッズレッスンも行っています。


Q 5 内装のこだわりは?

A リフォームを手がけた友人と好きなものが同じで、店で使う建具を一緒に探しました。集めたものが古い和の建具、家具が多く、花屋スペースは昭和な雰囲気で幅広い世代が楽しめる空間になりました。カフェスペースはフレンチカントリーな雰囲気にしています。




Q 6 春のブーケのイチオシ花材は?


A ラナンキュラス‘ アベロン’です。優しい色合いのアンティークカラーでおすすめです。市場で見つければ、必ず仕入れます。



A チューリップ‘モナムール’。花自体が大きくなく、フリンジが効いた黄色にグリーンがかった花弁がかわいいです。

5,000円の花束

パンジー、ミモザ、ラナンキュラスの黄色とグリーンで春を演出しています。パープルなどの補色を入れてビタミンカラーを引き立たせるのがポイントです。(価格は取材時です。季節によって異なります。)


Flower&Green
:ラナンキュラス(モロッコ、シャウエン、ジロンド)、チューリップ‘モナムール’、パンジー‘カルメン’、スイートピー‘ミヤビ’、セダム、ヒヤシンス、ミモザ アカシア、ミモザ・フロリバンダ、ローズゼラニウム

 

7,000円の花束

ダリア‘黒蝶’やパープル系の花を入れて大人っぽいブーケに仕上げています。アルストロメリア‘スコーピオン’は色合い、細長いフォルムがお気に入りです。(価格は取材時です。季節によって異なります。)


Flower&Green
:ダリア‘黒蝶’、トルコギキョウ‘レイナラベンダー’、スイートピー‘グレース’、コデマリ、アルストロメリア‘スコーピオン’、バラ‘リトルシルバー’、ユーカリ・ニコリー、セイヨウイワナンテン‘ワルテリレインボー’、レモンリーフ、ブルニア‘アルビフローラ’、アスパラガス‘ペラ’

 

DATA

オープン日
2014年の3月に現在の場所で移転オープン。

メイン顧客層
30~60代女性。カフェ利用は10代から。

オーナー経歴
埼玉県出身。花を習いはじめたことをきっかけに自宅でレッスンをスタート。2007年に店舗を構えた。

どうしてこの場所に?
自宅や以前の店舗から離れていないエリアで駅近の場所を探した。結果、エリアは少し離れたが、駅から徒歩3分ほどの現在の場所に。

いつから花とカフェを一緒にはじめた?
最初は花店に雑貨を置いて営業していたが、2015年から新たにスペースを借りて花を見ながらくつろげるカフェを併設。



教えてくれたフローリスト
三浦 佐知子 Sachiko Miura

Ramb's ear[ラムズイヤー]
埼玉県富士見市鶴馬3468

rambsear.com

Instagram:@rambsear_flower
BLOG:rambsear.exblog.jp

撮影/西田香織

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この記事のショップ

花もカフェも気軽に楽しめるRamb’s ear[ラムズイヤー]
Ramb's earは、東武東上線 鶴瀬駅西口から徒歩3分です。

電話番号 049-293-6424
URL https://rambsear.com/
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