植物生活編集部 植物生活編集部 2017/01/09

これぞ、 珍奇ドライフラワー [愛知]

ある日

 
名古屋市・鶴舞駅周辺に、2016年2月にオープンしたドライフラワー専門店「ある日」。
店主の大澤富保さんは、デザイン会社でアートディレクターの仕事を本職としており、
週末の土曜日だけ店舗での営業をしています。
店内に足を踏み入れると、その豊富な種類に圧倒されます。
約32坪の広い店内を利用して、ところ狭しと並ぶドライフラワー。
これらすべてが、生花の状態で仕入れ、自ら乾燥させて作ったものだそうです。
さらに驚くべきは、
植物の色の残り方がとにかく美しいこと。
 
店主の大澤富保さんは制作のポリシーをこう話します。
「ドライフラワーを作るのは誰でもできると思っていて、
植物の緑色をどれだけ残すかが個人的なテーマです」
 
 オオバアサガオやタビビトノキなど、
通常の花店では見かけないドライフラワーも多いです。
自身をコレクター気質だと言う大澤さん。
珍しい種類のものが多いことについて、
「集めること自体が好きなので、
売ることはどちらかと言えば苦手なんです。
開店当初は手放したくないという気持ちもありましたが、
最近はそれもなくなりました」と語ります。
 

枝物だってドライになる

アセビのドライフラワー。
店内には、つぼみのついたクロモクレンやハナミズキなどもあります。
葉の鮮やかな緑色を残したまま乾燥状態にするのは
大澤さんの経験の蓄積によるもの。
 














ドライフラワーブームの背景

最近、街で見かける機会が増えたドライフラワー。
個人の家やおしゃれカフェだけでなく、大型デパートのディスプレーにも用いられ、
さらに市民権を拡大している印象です。
ブームの背景にある原因はなんでしょうか?
大澤さんにうかがってみると
「4、5年ほど前に多肉植物の一大ブームが来ました。
多肉を買う人が急増して、暮らしの中に植物を取り入れる、
という意識は芽生えたのでしょう。
けれども、人気があって、
多数出回っている多肉植物は、
そのほとんどが輸入品でした。
出荷する数が増えて、業者によっては、
多肉植物に必要な発酵工程をきちんと経過しなかったところもいたんです。
そのため、枯れやすいものが出回ったんですね。
これによって、自分は植物を枯らすんだ、自分は植物とは合っていないんだ、
というイメージを持たれた人が、ドライフラワーに流れてきたのも、
ドライフラワーブームの一因でしょう」
こう分析していました。







 
text & photo 月刊フローリスト 撮影/岡本修治
 
訪れたお花屋さん 
ある日
住所:愛知県名古屋市中区千代田3丁目15-33 creun inc.
営業時間:11:00~19:00 土曜日のみ営業(平日は完全予約制)
https://aluhi.storeinfo.jp/

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店主の大澤富保さんは、デザイン会社でアートディレクターの仕事を本職としており、週末の土曜日だけ店舗での営業をしています。店内に足を踏み入れると、その豊富な種類に圧倒されます。

営業時間 11:00~19:00
定休日 土曜日のみ営業(平日は完全予約制)
URL https://aluhi.storeinfo.jp/
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