植物生活編集部 植物生活編集部 50ヶ月前

バレンタインデー×女性が輝くフラワーショップ in オランダ [04]

100年の風情を感じる佇まい。独創的で髙い感性が光る Fiori Bloemen ( フィオリ・ブルーメン )

 
オランダ行ってみたシリーズ第4弾。
今回は、広い運河に囲まれた街、ライデン。
オランダでも最も多くの水路があり、たくさんの博物館がある文化的な場所です。
 
ここライデンには、多くのフラワーショップが立ち並んでいますが、
ひと際目立つ、独特なセンスを醸し出すフローリストがあります。

 
 
フィオリ・ブルーメン。
店舗はおよそ1847年から1947年まで100年間、
牛革製品を作ってきた店をそのまま引き継いでいるため、
至る所でその名残を見ることができます。
 
店内は数部屋に分かれており、
白グリーンで統一された部屋、花材を中心に置いてある部屋など、
どこに入っても目を奪われる美しさがあります。
 

エントランスには昔の名残りの牛のオブジェがそのままに。
実はこれ、ファサードを変えてはいけないという法律上のルールなんだそう。
 

資材チョイスはスタイリッシュなものばかり。
 

器と鉢のコーナー。ここは赤やオレンジを中心に並べられた棚。
アンティークの物も多く、その展示量の多さには驚きました。
別の場所には、シルバーのコーナーや、グリーンのコーナーなど、こちらと同量のものが並んでいます。
 
 

赤と紫。精彩を放つ、大人のバレンタイン。

 
外からは、赤と紫の色合わせが鮮やかなディスプレーが見え、
窓に白ペンで書かれた「バレンタイン」の文字がおしゃれに演出。
 
どちらかというと「かわいらしい」雰囲気が強いバレンタインが、
紫を添えるだけで一気に大人な雰囲気に。
 
 

赤と紫、花と木の組み合わせが美しいウインドーディスプレー。
素材は実はすべてアーティフィシャルフラワー。最近ではアーティフィシャルもお客様に人気。
 
 

内側の部屋は花材のディスプレー兼ストックルームになっていました。
 
 
かわいらしいイメージのピンクのアレンジメントも、
甘いだけでなく、どこかスタイリッシュな印象に。
 
2002年からこの店のオーナーのペトリ・ライスダイクさんの作り出すアレンジメントは
その色合わせ、素材選択に高い感性を感じます。
 

バレンタイン用のギフト。
ペトリさんのセンスが好きで来るお客様が多いので、色合いは鮮やかな物を好む人が多いとか。
 

バレンタインデーは花束を買う男性のお客様が多いよう。
店の中央にカウンターがあるので、お客様は待っている間でも飽きる事がありません。
花束への色鮮やかなラッピングセンスは秀逸。
 
 

なによりも花が大好き。これからも、お客さま一人一人に喜んでもらえるような作品を。

 
オーナーのペトリ・ライスダイクさんは、お花が大好き。
 
その気持ちを胸に、1976年アイントホーフェンの小園芸学校で学び、
1982年からは幼児教育の勉強もされたそう。
 
1985年からフラワーショップで働き始め、働きながらフフトで実践を勉強する園芸学校で学び、
卒業後は有名なデザイナーのレッスンコースを取り学んだと教えてくださいました。
髙いデザインセンスの基礎はここで培われたのかもしれませんね。
 
1998年オランダの西部に移り、ウーフストヘーストの花屋さんで働いたのち、
1999年に、フィオリでスタッフとして働き始め、2002年オーナーに。
 

笑顔で接客するペトリさん。
色とりどりの花合わせが人気の彼女の商品。
 
 
 
「バレンタインはとても好調で、特に年配のお客様、
男性のお客様から大きな花束の注文をいただきました。
うちのお客様は華やかで派手な雰囲気が好きなので、
バレンタインは赤、オレンジとピンクのブーケを作りたいと考えています」
 
具体的な来年のことはまだ考え中との事ですが、
構想は少しずつ組み立てているご様子でした。
 
「現在の店をできるだけ長く続けて、お客様一人一人に喜んでいただけるような、
気持ちを込めたアーティスティックな作品を作りたいと思います」
 
と、そう語ってくださったペトリさん。
 
好きこそものの上手なれ、という日本の言葉があるように、
お花をなによりも愛するペトリさんだからこそ、
センス溢れる商品を生み出し続けられるのかもしれません。
 
 

Shop DATA

うかがったお花屋さん
Fiori Bloemen ( フィオリ・ブルーメン )
 
住所 : Lange Mare 51, 2312 GR Leiden
www.fiori.nl
 
 
記事/月刊フローリスト2014年2月号
 

この記事のショップ

店舗はおよそ1847年から1947年まで100年間、牛革製品を作ってきた店をそのまま引き継いでいるため、至る所でその名残を見ることができます。
店内は数部屋に分かれており、白グリーンで統一された部屋、花材を中心に置いてある部屋など、どこに入っても目を奪われる美しさがあります。

URL http://www.fiori.nl/
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