スワッグいろいろ [03]物語が生まれる
自ら育てた植物で、物語を紡ぐ
花やグリーンを束ねて吊るすだけ。
そんな手軽でおしゃれな壁飾り、スワッグが、
ここ数年人気を呼んでいます。
注目のフローリスト、フラワーデザイナーに、
お部屋をパッと彩るイチオシのスワッグを作ってもらいました。
こちらは、フラワーデザイナーの藤原正昭さんが畑で栽培し、
採取した花材のみをスパイラルで組み上げたスワッグ。
スワッグの「壁に掛ける」という飾り方に合わせて、
垂れる、這うといった個性を持つ植物を選びました。
枯れたダスティーミラーを入れたのは、
冬から春になる過程と、
春の息吹を感じる植物との対比になっています。
糸も「絡まる」ところが植物のキャラクターと似ているため採用。
ほか、冬から春への移ろい、春らしい暖色などの意味を持たせたそうです。
Flower & Green
○ヘリクリサム
○アイビーゼラニウム
○ハツユキカズラ
○ハナカンザシ
○ローズマリー
○シンフォリカルポス
○カルーナ
○ダスティーミラー(ドライ)
教えてくれたフローリスト
藤原正昭 Masaaki Fujiwara
お店:clap,clap,claps [クラップ クラップ クラップス]
埼玉県所沢市
clap-clap-claps.fool.jp
https://www.instagram.com/clap_clap_claps/
編集部より
clap,clap,clapsさんの畑&作品を紹介した記事はこちら
→無農薬で露地栽培。花を摘むひと。[埼玉]
→はじめまして。clap,clap,clapsの藤原と申します。
photo & text / 月刊フローリスト
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この記事のライター
東京農業大学国際情報学部国際開発学科卒業後、株式会社フラワーオークションジャパン(大田市場内にある花市場)勤務を経て、ドイツへ留学、花店ブルーメンエルスドルファー勤務。イタリア、フランス、オランダ、ノルウェーで研修。帰国後、長崎県諫早市の大谷園芸勤務。現在、所沢にて畑を耕し、東京都内を中心に活動中。