その後の食香バラ®[02]
あれっ!? 食香バラ® に異変!?
*上の画像は蕾のイメージです。 写真提供:横浜園芸研究所
「試したい! 本当のエディブルローズ」で紹介し、
「その後の食香バラ®[01]」で
後日を追ってきた、我が家の「豊華(ほうか)」。
あるとき、株を見ていたら、
ちょっと変なことに気づきました。
それが ↓↓↓ この写真ね ↓↓↓
4日後
新芽がどこから出ているかを観察する
ピヨン! と株元近くから出てきた新芽。
問題は、この新芽が「誰なのか」ということ。
「誰なのか」って、それはもちろん「豊華でしょ?」
…なんですが、バラの場合は、よーくチェックしなくてはいけません。
その理由は
多くの場合バラは、根の部分と株元より上が、別のバラだから!
観賞価値の高い、花が大きく美しい品種は根が弱いこともあるので、
丈夫なノイバラなどの野生種の根に、接ぎ木してあるからです。
「豊華」の場合も、ノイバラの根に接いであるそうです。
それで、もしこのピヨン! が、ノイバラの部分から出ていたとしたら、
この新芽はノイバラの枝になります。
逆にノイバラより上の、豊華 が接がれた部分から出ていれば、
この新芽は豊華の枝になります。
でも、あのつまようじの状態では、どちらかわかりませんね^^;
8日後
ここでよーく観察すれば、ピヨン! が出ている位置は、
ノイバラより上の、「豊華」 が接がれた部分だとわかります。
もし、豊華 が接がれた部分より下の、ノイバラの部分から出ていたら、
放置すると1株2種になってお得な感じがしちゃうのですが、
得てしてノイバラのほうが生育が旺盛なため、
接ぎ木した品種が弱って枯れてしまうことがあります。
よって、ノイバラのほうから出た芽であれば、見つけ次第、カットしておきます。
増し土をして根元をカバー
16日後
さてさて、わが家の「豊華」。
引き続き今後も、
…に努めて夏越しさせたいと思います。
ではまた!
text & Photo ウチダトモコ 1番上の写真提供:横浜園芸研究所
- すてき 0
- クリップ
この記事のライター
「植物生活」とは花や植物を中心とした情報をお届けするメディアです。 「NOTHING BUT FLOWERS」をコンセプトに専門的な花や植物の育てかた、飾り方、フラワーアート情報、園芸情報、アレンジメント、おすすめ花屋さん情報などを発信します。