夜更けにともしび、真っ暗闇のキッチンに光を感じた。 頂いた一輪の白い花びらが灯りのように見えた。 撮影するために必要な最小限の明かりを炊き、 三脚を立て、シャッターを切った。 白くて小さな贈り物、 何てことない暮らしをほんの少し明るく照らす。 「殺風景だから」と花器を出窓に置いたことが、 自ずと日々を優しく包み込んでくれたのだと思う。
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